本番が近づくにつれてやる気がなくなる病

私自身のことです。
本番が近づくにつれて、徐々にやる気がなくなるという特性を持っています。

例えば、何かの資格試験を受けようと決めたとき。
受けると決めた時が最もモチベーションが高いです。
大抵思い立ったその日に書店に行き、関連した書籍を購入し、勉強を始めます。
そして、知識が増えてくると同時に徐々にやる気がなくなり、試験に2週間前あたりからほぼ何もしなくなります。
2,3日前からさすがに軽く復習しようと思って、問題を眺めたりする程度。
受かるかどうかは、モチベーションが高いときにどれだけ勉強できたかによりますが、大抵試験を受ける時はこんな感じです。

逆に、本番が終わるとまたやる気が高くなったりします。
試験が終わった時、ダメだったと分かった時には、試験直後から再び勉強を始め、また本番が近づくごとにやる気がなくなってきます。
試験で手ごたえを感じたときは、次は何の試験を受けようか考え、すぐに勉強を始めたりします。

仕事でも、例えばみんなの前で発表をしなくてはいけない場面があった時、自分が担当することが決まった日が最もモチベーションが高いです。
最初に張り切って資料の大枠を作り、その後、細かい部分を作成していく段階になると徐々にやる気がなくなってきます。

そして一仕事終えた後は、そこから学んだことを自分のノウハウとしてまとめたくなり、再びやる気が上がります。

そういう謎の特性を持っています。

オリンピック選手ってすごい

オリンピック選手の人がすごいというのは当たり前の話かもしれませんが、何がすごいって、本番に合わせて体やメンタルをベストコンディションに持っていけるというのが本当にすごいなと思います。

最近ニュースを見ると東京オリンピックが予定通り開催されるのか延期されるのかといった議論をよく見かけます。
議論の中で「オリンピック選手は、本番に合わせて体を作っているから、選手のことを考えたら予定通り開催するべき」という意見があって、4年に1度の本番にベストなコンディションにするような調整能力を持っているのは私には想像もつかないスキルだなー、なんてことを考えながらテレビを見ていました。

ただ、冷静に考えてみると選手はコーチや監督と一緒になって頑張っている人がほとんどかと思います。
もちろん選手の努力があるからこそオリンピックまでいけるわけですが。

そう考えると、仕事や勉強でも、大事な場面でベストなコンディションにしてもらうためにはコーチングのスキルを持った人が近くにいることは大事な要素なのかもしれません。

部活で得られるもの

部活を経験することで得られる重要なスキルの一つは、本番に合わせてベストなコンディションを作るというスキルかもしれません。

私は学生時代に部活をしてこなかった人間なので、いわゆる「大会」というものを経験したことがありません。
なので、本番に合わせてベストな状態を作るスキルがないのかもしれません。

いや、実際には分かりません。
部活をしてこなかったから、そういう能力が身に付いていないのか。
それとも、もともとの性格の問題で、部活をしていても本番で結果をだせないまま終わっていたのか。

因果関係は分かりませんが、仮に部活をすることで、大会の本番に合わせてコンディションを整えるスキルが身に付くのだとしたら、それは仕事や勉強においても大いに役に立つスキルではないかと思います。

どうなる私

今私は講師の仕事をしていて、4月からは新人研修が始まります。
なんなら来週から内定者向けの研修も始まります。
今は準備期間なので、そろそろ本気で準備に取り掛からなければまずいような気がしつつ、研修が近づいても危機感が全くわいてきません。
逆にどんどん気が緩んでいきます。

まあ、今年で新人研修の講師をするのは3年目なので、やることもある程度わかってきて余裕ができている部分も大きいです。
また、noteやブログで私が講師として研修生に伝えたいことは思いつく限りで書いてきたつもりだし、これからも書いていくつもりです。
研修の中だけで直接伝えきれなかったことがあっても後悔しないようにnoteやブログを使っている部分もあるので、その効果で更に危機感がなくなっているのかもしれません。

回数を重ねるごとに、そして本番が近づけば近づくほど気が緩んでいく。。
今後どうなる私。。

サポートいただくとめちゃくちゃ喜びます。素敵なコンテンツを発信できるように使わせていただきます。