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マンガの力はすごい

マンガの力はすごい、と最近になってよく思います。

昔はマンガが嫌いだった、という話ではなく、むしろ逆でマンガは昔からすごく好きです。
学生時代はマンガばっかり読んでました。
社会人になってからは、ビジネス書とか小説とかの割合が増えて、昔よりはマンガを読む時間は減りました。
それでも今もマンガが好きなことは変わりません。

ただ、マンガなら何でも好き、というものでもなく、ビジネス書のマンガ版や、技術書のマンガでの入門書は正直あまり好きではありませんでした。
ビジネス書や専門書は、マンガになると絵が入る分文字の情報量が減ってしまいます。
なので文字だけの本なら入れることができる情報でも、マンガになると省略されてしまうものもあります。
もともと読書は好きで活字を読むことにあまり抵抗がないので、マンガ版を読むくらいなら文字だけの本を読んでより多くの情報を得る方が良いと思っていました。
実際今でもビジネス書を買うときは、マンガ版を選ぶことはあまりなくて、文字だけの本の方が好きです。

でも、転職して人に教える仕事をし始めて、マンガの入門書のすばらしさに気づきました。
まず、絵があることで初心者でもイメージがしやすくなっています。
そして、ストーリーがあることで、流れで内容を理解できるような仕組みになっています。
つまりマンガの入門書は文字だけの本に比べて圧倒的に分かりやすいということです。

当たり前と言えば当たり前の話。
文字だけの情報よりも、絵が入っている方が分かりやすいです。
人に教える仕事をしていると、どうすれば分かりやすく伝えることができるのか、ということを常日頃考えます。
そう考えようになってからは、マンガの本も積極的に読んでみようかという気になりました。
マンガは分かりやすく伝えるツールとしては非常に強力なものだとわかり、教え方の参考になります。

ただ、文字だけの本でも、構成が非常にきれいで内容も分かりやすい本も沢山あります。
それをマンガにする以上、分かりやすさ以上に絵やストーリーで内容に引き込む必要があるので、作り手のハードルは意外と高いなとも思います。

私は絵が下手なのでマンガは描けないので、現状は文字や直接話すことでしか伝える手段を持っていません。
学生時代はマンガは自分が楽しむための娯楽としか考えていませんでしたが、人に何かを伝えるツールとして大きな力を秘めた文化だなと感じています。

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