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悪い事をする人がいる限り世の中は良くならないのかもしれない

何が良いことで何が悪いことなのか、という哲学的な話は一旦置いといて。

悪い事をしようと考えている人がたくさんいる世の中は生きづらい。
当たり前かもしれないけれど。

自分の身近に、悪い事をしようとする人がいるとしたら、それは当然いい気はしない。
ただ、身近に悪い事をする人がいなければ良いのかというと、きっとそうでもない。
世の中に、悪い事をしようとする人が存在している事自体が、真っ当な人を生きずらくしていると思う。

悪い事をした人は、それ相応の罰を受けます。
そして、同じことが2度起きないように、新しいルールが設けられます。
例えば、会社の中で新しい就業規則ができたり、地域の中で新しい条例ができたり、国に新しい法律ができたり。
この、新しいルールが設けられるという現象が、すごく厄介。

・自分が所属している会社を今よりも良くしたい。
・自分が住む地域を今よりももっと良くしたい。
・世の中を今よりももっと良くしたい。
・日本を今よりももっと良くしたい。

世の中には、そんな風に高い志を持って、本気で世の中を変えようと思って何かに取り組んでいる人がきっとたくさんいると思う。
けど、悪い事をしようとした人たち(してしまった人たち)の存在によって設けられたルール(制限)が足枷になって、志の高い人たちの行動に制約をかけてしまうことが、世の中にはたくさんあるんじゃなかと思う。

諸事情あって、具体的にどういう出来事でこのようなことを思ったのか、詳しく書くことはできないのだけれど、、
今の仕事をしているとこういう事を考える機会がすごく増えました。
とりあえず教育に関すること、とだけ書いておきます。

私は別に世の中を変えたいとか、そんな高い志を持って働いているわけでもないです。けど、仕事で自分と関わりがある人に対しては、自分にできるベストを尽くしたいとは思うし、自分が所属している企業や、自分が住んでいる地域が少しでも良くなって欲しいという想いは少なからずあります。
でも、悪い事をしようとした人たちの存在によって設けられたルールによって、私が本筋でやりたいこととは関係のない面倒な作業が発生したりするし、自分の試したいことが制限されたりすることがすごく嫌で仕方がない。

具体的なシチュエーションを書けないのもまたもどかしいのですが、いろんな業界で、共感を持つ人は意外といるような気がしている。

つまり何が言いたいかというと、結論はタイトルに書いた通り。
世界には、世の中をもっと良くしたいと思って活動している人がたくさんいる。
でも、悪い事をしようとする人がいる限り、世界には新しいルールが増えていって、良いことをしようとしている人の行動に制限をかける。
結果、世の中はあまり良くなっていかないし、人類はいつまで経っても進歩しないのだろうと思う。

まあでも、人類が進歩しなくても、科学やテクノロジーが進歩すればそれなりに世の中は変わっていくと思うので、そこに期待をすれば良い世の中になっていくのかな。

今現状、自分の得のために悪い事をしようなんて考えてはいないけれど、自分の行動が原因で、良い事をしようとしている人間に制限をかけるルールが作られてしまう可能性はゼロではないと思う。
世の中を良くしようとしている人の行動に制限をかけることだけはしたくないので、そうならないようにだけは気をつけて生きていきたい。

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