コーヒーを贈る

友人に、コーヒーをプレゼントしました。

昨年までは「〇〇ラテってコーヒー？」と問い合わせがくるほどに、コーヒーが苦手だった友人に。

今年に入ってコーヒーが飲めるようになり、こんなお豆が美味しく飲めるようになった！　という喜びを届けてくれる可愛らしさ。では大人の階段をのぼったあなたのお誕生日に、わたしから贈れる楽しみはこれしかないでしょう、との思いからです。

その友人とは、かれこれ10年くらいの付き合いになるのですが、娘とも仲良くしてくれていて、娘も自分の友達だと思っているくらい。穏やかで優しくて、細やかな気遣いをしてくれる素敵な友人です。

普段の会話から知っていることは
・抽出器具を揃えて淹れるには至らないこと。
・自分の好みはまだつかめていないこと。
・インスタントよりはお豆からのほうが明らかに美味しく感じること。
・ミルクは入れないこと。

そんな友人にベストなのは、ドリップバッグのアソートセット。手軽に淹れられて、飲み比べができる。自分の好みがどんなものかわかれば、自分でお豆を買うときの手引きにもできる。

なんとなく好みを推察して贈ることもできたのだけれど、きっと自分で見つける方が楽しいし、自分の感覚でお豆を選ぶことの楽しさを体感してほしいな、なんて考えもあったりして。

贈り物って、なんかいいですよね。相手のことを思いながらあれこれと考えて、いろいろな引出しを開けていく。ぴたっとハマるものが見つかれば、相手は喜んでくれるし、こちらも嬉しい。

わたしは図々しいから、わたしからの贈り物が相手になにかいい影響を及ぼすことがあれば、より一層嬉しいな、と思ったりもします。

とても喜んでくれて「飲み比べしてみる」という意気込みまで伝えてくれて。贈り物をしたことで、幸せが返ってくる。贈り物って、いいですよね。