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七夕に天の川を眺めること。

7月7日は七夕。幼少のころから織姫と牽牛の話を聞かされ、短冊にお願い事を書いて笹に取り付けて「○○が上手になりますように。」と願いを込める。

いつの日か、織姫はベガ、牽牛はアルタイルと知り、そして「こと座α星」「わし座α星」とか、天の川は川ではなく星の集まりであることも知る。

知りたくて調べて知識が増えるごとに七夕の言い伝えや七夕飾りの風習から離れていくことにも気づきました。

現在の暦で7月7日と言えば、奄美・沖縄を除いたほとんどの地域は梅雨の時期です。七夕に晴れて天の川を見ようと思っても、新暦ではお月さまがあって夜空が明るくなり天の川すら見えない年も少なくはありません。
そんな中、今年(2024年)の七夕はほぼ新月期で月あかりの影響が少ない年でありました。

「七夕かぁ。いろいろと考えず、シンプルに天の川を見たいなぁ。」

幸い、自宅から30kmほど離れた場所がピンポイントで晴れるかもしれない情報を得ました。南風が強いと分かっていましたが、天の川を見たいという一心で車を走らせ、暗くなる前に現地へ到着。ラジオを聴きながら夕食をいただいたり、お茶を飲んだりして暗くなるのを待ちます。

梅雨の中休みとなり、この時期には珍しく濃い天の川を見る事ができました。

「また来るから、綺麗な星空を見せてください」

短冊にお願い事を書くとすれば…これかなぁ。(笑)

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