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【9】自己肯定感をさげるもの③ 失敗

こんにちは😃

今回も自己肯定感を下げてくる要因について考えていきたいと思います。

失敗は誰にでもある、のに…



人間誰しも失敗してしまうことはあります。完璧な存在ではないので当たり前です。

しかし、その失敗が自信を喪失させ、自己否定につながることがあります。目に見える形で誰かに迷惑をかけたり、他の人から怒られたりすれば尚更でしょう。

2度と同じ失敗はしないよう、反省することは必要です。失敗を挽回する努力も必要でしょう。
自分の非を認めて、助けてくれた人には感謝する。迷惑をかけた人には、言い訳せず誠心誠意謝罪する。

その後です。これを引きずってしまうのです。ああ、自分は何てことをしてしまったのだ。あの時こんなことしなければこんなことにならなかったのに。

この行動が自己肯定感をガリガリ削っていきます。ちょっと時間が空く度に「あぁ〜😩」「わたしってほんとダメだ😭」となる。思い出す度に自己嫌悪と自己否定の波が襲ってくる。

一度の失敗がその後何度もあなたに責任追及してくるようなこんな悲しいことはありません。

失敗は成功のもと



そもそも失敗ってそんなに悪いことでしょうか。人に迷惑がかかってしまう場合もあります。しかし、前にも書いた通り、どんな人でも失敗する。明日は我が身、お互い様なのです。

そして失敗は必ずしもマイナスではないのです。

失敗に関して「失敗は成功のもと」と言ったのはトーマスエジソンですが、他にもこんなことを残しているそうです。

「私は失敗したことがない。ただ一万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」



失敗したことをただ失敗ととってクヨクヨ悩むか、これは単に方法が違っただけと次に進むか、どちらがいいかは一目瞭然かと思います。


あなたの失敗が命を救う


ヒヤリハットという言葉があります。「ヒヤッとした」「ハッとした」失敗のことです。車を運転される方は教習所でも習うかもしれません。今回は回避できたが、あと一歩で命に関わる可能性のあった重大な失敗のことです。

車を走行中、駐車していた車の陰から子供が飛び出してくる。あなたは慌てて急ブレーキを全力でかけました。車は子供のギリギリ手前で止まり、子供がボンネットの前で泣きじゃくっている。それを目にしてあなたはホッと胸を撫で下ろした。

鍋に火をかけた状態で忘れてしまい、安全装置が働き、ガス警報器が鳴り響く。慌てたあなたがキッチンに駆けつけると、コンロと鍋が真っ黒になっていた。

これらは他の人と共有することで、他の人もハッとさせられ、他の人も起こす可能性のある命に関わる重大事故の発生を未然に防ぐことができる大切な経験です。

このようにあなたの失敗が他の人の命を救うことだってあるのです。

失敗は決してネガティブなものではなく、成長の機会ととらえれば落ち込む必要はないかと思います。
あなたが先生や上司、親から怒られている時、傍で聞いている他の人はきっとこう思っています。

「危ない危ない。私も気をつけよっと😥」

ということで、他の人のミスも明日は我が身と思ってお互いに寛容でいることは大切ですね。

明日は世の中にはびこる自己肯定感を下げてくる外的要因について考えたいと思います。

ここまでお付き合い頂き、誠にありがとうございました😊

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