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ここまで朝ごはんのことを考えたことがあったでしょうか

あー、なんとなくこの習性を変えたいなあ、でも面倒だしなあと惰性で続けていたことがありました。
朝食として食パンをずっと食べていたんですが、なんとなく体に合わないと気づきながらも、でも代わりに何を朝食とするか?スーパーやコンビニで売られている安い食パンではなくて、パン屋で売られている食パンに切り替えるか?近くにパン屋がないので、買いだめすることになる?それではなんだか本末転倒。う〜〜んん・・・

と悩んでいたところ、友人から借りた本の物語の中におかゆが出てきました。

瀬戸内のホスピスが舞台。余命が少しの主人公は、毎朝出されるおかゆに最高級の幸せを感じているんです。読んでいるこっちもほわ〜〜〜っとなんだかお腹があったかくなり、なんだか満たされる。

これだ。

次の日からさっそく朝食をおかゆに切り替えました。
物語の中には”小豆粥” や ”百合根粥” ”桃粥” ”バナナ粥” と365日種類がちがうのです。真似をしてみようかとチラリ思ったりしたけど、フルーツ粥はなかなかハードルが高い!意外と合うのかもしれないが、朝は限られた時間の中でダダッ!っと準備し、しかも1日の始まりなので味の失敗でリズムを崩したくないのです。そのためまだ挑戦できていません。

(私は残りご飯に水を足す方法で作っています)

体は・・・なんだか喜んでいる感じがします。季節問わず、朝、胃を温めるのはいいかも。しかもお粥はじわーっと優しく胃腸にうるおいを与えるので、体も徐々に一日のアクセルを踏み込み出発!と整うようです。前日のグダグダや、シクシクもお粥で心はなんだか中庸をいくような。

毎日はなかなか続かないのでたまに食パンとコーヒーになるのですが、翌朝またお粥に戻すとやはり”おっ!これよ!” と体が言ってくれる。白いお米なのに光り輝いて黄金のお粥に見える。
風邪を引いた時にしか食べたことがないお粥。中国に2週間滞在した時は毎朝お粥が出てきたけど、それは具のものめずらしさで食べていました。
今ほど自分の人生にお粥にスポットが当たっていることはあったでしょうか。隅に置けないお粥さま、です。

トップの写真のお粥は塩麹で少し味付けしてキムチを載せました。

こちららは↓少しの塩麹とシソの穂の塩漬け粥
(ここまでお粥と言っておきながら、具はシンプルですいません)

みなさん、レシピ教えてください!!

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