読んで見るアンビエント
アンビエント
というふしぎな、聞き慣れない単語が音楽のジャンルであることを知ったのは、いろんなアンビエントと言われる楽曲?をきちんと聞いたのは3、4年前のことでした。メロディアスというより、音のレイヤー?という印象を受けました。
あ、好きかも。
でも、んー10年前にすでにアンビエントと出会っていたんです。
高校を卒業後、情報処理やプログラミングを学ぶ学校通っていたときに出会った「Windows95」の起動音!
なつかしい!
(Windows95は画期的でしたねー。あれでPCのおもしろさを知りました。Windowsが1番よかった時代だと思います、と言いながらあっさりMac派になるのですが)
この聞いたことがない不思議なメロディーというか音のとりこになって、聞きたいがためになんどもPCを立ち上げてはすぐに落として、立ち上げて・・・を繰り返していたのが学校にばれて怒られましたね。
この音を作ったのがアンビエントミュージックの先駆者と言われている、
ブライアン・イーノ
「AMBIENT definitive」(監修:三田格 発行:Pヴァイン)
(音楽に詳しいけんちゃんに最近もらった本)
には、冒頭でイーノのインタビューが掲載してあり、とても興味深いことを語っています。もともと政治的発言が多く幅広い知識を持った方という印象ですが(近年ではトランプさんのことを言っていたり)、このインタビューでは制作のことだけに絞っているようです。ちょっとあとで触れます。
この本、オールカラーで何百枚だろう?CDジャケが掲載されています。270p近く。
それを眺めるのがすんごく気持ちいいんです。
もちろん、隠れたアンビエントを紹介している本なのでそれを探す楽しみも。
最近の楽しみ方はパラパラと本をめくって、ぴたっと手が止まったところで好きなジャケを見つける。そしてそこの解説を読む。解説の言葉も作品に対して愛を感じる、美しい言葉が並べてあるのでとても気持ちがよくなります。(私が写真を始めようと思ったキッカケが家にあったレコードジャケット&CDジャケット)
アートワークが洗練されているというか、音楽のイメージに合わせているから前衛的な?感じが多いです。
ちなみに↑のTomoyoshi Dateは私の元上司でして、その影響でアンビエントを知りました。
私が好きなNils FrahmのMVとか最高です。(友人のタクちゃんが教えてくれた)
イーノのインタビュー内容に戻ります。
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「我々はなぜアートをつくるのか、ひかれるのか」
「人はなぜ音楽を聞きたいとおもうのだろうか」
よくよく考えてみれば奇妙な話だよね。
中略
なぜある音の組み合わせは好きだけど、ある組み合わせの音はきらいと思うのか。なぜそういう感情が湧くのだろうか。
まったくの謎であり、きちんとこれに答えられた人はまだいない。
(アートも)
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なんというか、、、何かぐさっと突きつけられた感じです。普段から自分もそうおもっていたのですが、イーノすらもそう感じていたのが驚きで、そっか自分は答えが出ないことをやっていたのか!(自分はアートというジャンルじゃないかもしれないけど)とぐさっときてしまいました笑
それでもなぜ、という思いはいったん置いといて、今日も一枚写真を撮り、こうやってnoteに文章と共にどこかに投げかけています。それはこれからも続きます。なぜ・・・笑。
ラビリンス!
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