2023年に聴いた音楽:まとめ編
2022年にひきつづき、各媒体ごとに買った・聴いた音楽をまとめてみます。
◽️アナログレコード
2022年にひきつづき、アナログレコードはTogetterにまとめています。
さすがに購入ペースは落ちて来て、2024年はもうちょっと整理していこうと思っています。
※2024/01/16追記
もうちょっと追記します。
・さすがに2022年のイキオイで買ってると棚が埋まってしまうことに気づいた。
・「買ったは良いが聴かなくなるもの」の傾向がわかってきた。邦楽アルバム聴かなくなりがち問題。
・レコードプレイヤーで聴くより、取り込んでiPhoneで聴くことが増えた。
・AORなどの1976〜1981年ごろの「ハイファイなアナログ」から、もうちょっと前の年代の洋楽や邦楽7インチの「いまの基準からすると『音が悪い』けど、それが楽しい」に興味が変わってきた。
(1)サブスク(Spotify)に無いもの
(2)コレクション対象
(3) 7インチのレンジの狭く歪みっぽい音が却って映える曲
あたりを優先して買うようになりました。
◽️CD
FOUR TRIPS『幸せなメロディ/千夜一夜組曲』
このnoteで何度も話題に挙げている成瀬英樹さんが、1997年デビュー時に組んでいたバンドのリユニオン。CD / ハイレゾ音源付きカセット の各媒体を購入したので、今回の記事に何度も出て来ます。ブルーベリーソーダ『天使が通る[UNIVERSAL MUSIC STORE 限定盤]』
c/w「Endless Midnight」
成瀬さんの作曲家事務所「BINGO」から、neloさんの採用曲(NMB48「スワンボート」につづく2曲目の採用!)。日向坂46『Am I ready?[Type-B]』
c/w 「骨組みだらけの夏休み」
こちらは成瀬さんご本人の採用曲。Spotifyのプレイリスト「モータウンだらけの夏休み!」も必聴です。
RAY『Camellia』
TowerRecords特典「Instrumental CD」
diskunion特典「Pre-Mastering CD」
後述のサブスク編に記載していますが、おそらく年間でもっとも多く聴いた楽曲「秘密がいたいよ」が収録されています。
アルバムもサブスクでいいかな・・と思っていたところに、マスタリング前の音源というめずらしい特典に釣られてCDを買いました。
曲によってはアルバム向けのマスタリングでだいぶ音圧が上がって潰されているのが分かって興味ぶかいし、音の好みとしてもマスタリング前音源のほうを良く聴いています。TM Network『DEVOTION』
2021年の配信ライブ「How Do You Crash It?」は、いずれ新曲がアルバムで出るかな・・と購入を見送っていたんですが、いざアルバムで聴くと結構音圧上げて潰され気味で、ライブ音源のほうはどういうマスタリングなんだろう・・と気になっています。機動戦士Zガンダム SPECIAL
ED曲ニール・セダカ(Bad And Beautiful)のカバー「星空のBelive」。
iTunes Storeなどの配信販売やSpotifyではフルサイズしか見つからなかったので、いま思うとかなり無理矢理カットされているTVサイズが聴きたくなり中古で購入。
80〜90年代のアニメソングは、音楽的には無理矢理感もあるTVサイズに耳が慣れてしまった後でフルサイズを聴くと戸惑うことも。
◽️配信購入
ハイレゾ・公式ショップ系
配信音源は、以前はもっぱらiTunes Storeで買っていましたが、最近は各アーティストの公式ショップや、OTOTOYなどでハイレゾ・ロスレス音源が販売されていればそちらを買うことが多いです。
FOUR TRIPS『幸せなメロディ/千夜一夜組曲』
※正確には、後述のカセットテープ版に付属の音源なので単品購入ではないですが。
アナログレコード用にマスタリングされたデータで、ダイナミクスに余裕のある感じでこのバージョンを一番聴いています。Plastic Girl In Closet『Love is on my side -Live at Koenji HIGH 2012-』
のちにSpotifyにも入りましたが、先行販売していた公式ショップで購入。
「ライブ音源を元にした生っぽいアルバム」という様相で、シーケンスと生演奏、ポップさとノイズのバランスがちょうど良くて好きです。石田ショーキチ『Life is mine,Life is fine -New edition-』
こちらも公式ショップのハイレゾ・ダウンロード販売(Part1 / Part2)。旧盤からのリミックス・リマスター。
ハイレゾといえど、その音楽性からか音圧はすこし高めで、それでも少し天井が高い感じ?いずれCD盤とも聴き比べてみたいです。
高野寛 Bandcamp
高野寛
『今、あの頃の歌 vol.1』『vol.2』
『Nice Painting ! Vol.3』『vol.4』
「漂う世界(2008)」c/w『Black & White - EP』
『TRIO(24bit/96kHz)』
高野寛さんがBancampで発表している新録と、デモテープ集。
高野さんが何故Bandcampを使っているか?について書かれた記事はこちら。
セルフカバー集(Vol.1 / Vol.2)は収益の50%がウクライナ難民への寄付にあてられる企画。
デモテープ集の「Nice Painting! Vol.3」「〜Vol.4」は、ちょうど高野さんの曲を再び聴き始めた2008年以降のアルバム「Rainbow Magic」「Kameleon Pop」「TRIO」あたりのデモが収録されていて興奮。
流れで、シングルC/Wオンリーで聴いていなかった曲と、「TRIO」のハイレゾ版を購入。
サブスクで聴いてたけど配信でも購入
それまでサブスクで聴いていたけど、気に入ったものは配信でも買うようになりました。CDは出ていない配信オンリーのものもあるので、こちらもOTOTOYやBandcampで、ハイレゾ・ロスレスがあればそちらを選んでいます。
RAY『Blue』『秘密がいたいよ』『ATMOSPHARE(Split EP)』
『Blue』はRAYを最初に知った「世界の終わりは君とふたりで」が入っていて、このジャケットを目印にサブスクで聴いていたんですが、現在はアルバム『Pink』に統合されているのでせっかくなら馴染みのジャケットのこちらを購入。CDも中古で出ていなかかなーとたまに探すんですが、「RAY Blue」で検索すると数多のBlu-rayがひっかかるという検索泣かせ。
『秘密がいたいよ』はアルバム発売前のシングル版をハイレゾで購入。のちにアルバム特典のPre-Mastering CDと比べたらほとんど同じぐらいの音圧でした。
『ATMOSPHARE』はサブスクで音源を聴いていたときはそんなにピンと来てなかったんですが、ライブ映像を観ていたら歌詞もグッとくるイイ曲だと気づいて購入。
エイプリルブルー『結晶』
ponderosa may bloom『君色サニーガール (Demo) 』
エイプリルブルーはFor Tracy Hydeのメンバーで、RAYへも曲提供している管梓さんのバンド。先に知っていたFor Tracy Hydeよりポップス感が強い印象で、『結晶』はそのなかでもポップなので気に入って聴いていました。
ponderosa may bloomはエイプリルブルーのVo. 船底春希さんがプロデューサーとして立ち上げるアイドルグループで、メンバーオーディション用のデモを先に公開する取り組みが面白かったので、応援も兼ねて購入しました。
メンバーが決まって本チャンでリリースされた後、きっとこのデモを聴き直したくなると思って。
同じく管さんが作曲しRAYに提供した『ナイトバード』にも通ずるスキャットから入るのも良い。。、PLASTIC GIRL IN CLOSET『Ramune River』
サブスクで聴いていた数作連続でリリースされていたシングルは、いろんな音楽性やコードワークを試行錯誤しようとしている感じだったのですが、7月にリリースされたこの曲は、試行錯誤を経てやっぱりこの路線で行くんだ!という決意が込められたような感じがしてグッと来ました。Bandcampに挙がるのを待って購入した記憶があります。
フィジカル買い逃し&配信オンリー
CDなどのフィジカルで出ていたら買おう、と思っても入手困難だったり、そもそも配信オンリーだったり、サブスク配信停止になったりしたので、配信で購入したものです。
CittY
『AKE NO MYOJYO』『SIDECAR DOG 』『SUNSET,SUNRISE』『VACATION IS NOT OVER! 』『わたしのなつやすみ』
成瀬英樹さん率いるバンド「On The Beach」のメンバーで、BINGO所属の作曲家でもある岸田小石さんが、以前に活動されていたバンド「CittY」。
On The BeachでもCittYの楽曲を演奏されていて、その曲は単品で配信購入していたんですが、いつかCDで買いたいと思いつつもなかなか見つからず。
ある日、思い切って一気に配信購入しました。
『AKE NO MYOJYO』は高野寛プロデュース作。
TM Network 『Whatever Comes (Opening Edit)』
アルバム『DEVOTION』と同時に配信リリース。映画『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』の主題歌用のサイズ版。のちにフルサイズが出ていましたがそちらはもっぱらサブスクで。
加納エミリ『GREENPOP』
こちらもサブスクで聴いていたんですが、契約の関係で配信停止になるというツイートを見て、その時点ではまだ売っていたOTOTOYで購入。その後、曲目を変えて再配信されているようです。
堀ちえみ『愛を今信じていたい』
堀ちえみの引退シングルで、作詞:秋元康/作曲:小室哲哉。小室哲哉のセルフカバーアルバム『Hit Factory』では「Omoide o Okizarinishite」にリライトされていて、とても好きな曲でした。
『Hit Factory』でセルフカバーされた曲の原曲は、以前からiTunes Storeで買い集めていたんですが、この曲は長らく配信されておらず、CDを中古で探しても割と高価でずっと入手できず。
2022年にアナログ盤を先に入手できたので満足していたんですが、2023年になって配信されていることに気づいて購入。
サブスク配信もされたので、やっと「Hit Factoryのカバーと原曲プレイリスト」を作ることができました。
耳コピ・Mix用に購入
YOASOBI『アイドル』
水木一郎、JAM Project、影山ヒロノブ、遠藤正明『STORM』
流行っていたマッシュアップ動画を見ていて、じぶんでも繋いでみようと思って購入。けっこうテンポが違うので繋ぐのむずかしいですね。
松田聖子『渚のバルコニー』
歌入りと、ボーナストラックにカラオケ版があったので、耳コピ用にその2曲を購入。
一青窈『ハナミズキ』
TuneCoreの企画でパラデータが公開されていたので、これを元にリリース版はどうMixされたんだろう・・と研究用に購入。
DLしたパラデータと同じタイミングでリリース音源をDAW上に貼り付けて、自分がMixしてみたものと聴き比べたりしていました。
◽️カセットテープ
再生環境を整えるのに紆余曲折がありましたが、カセットでリリースするアルバムの制作にも携わったこともあり、参考も兼ねて購入する機会が増えました。
FOUR TRIPS『幸せなメロディ/千夜一夜組曲』
ハイレゾ音源付きのセットテープ版。リバーシブル仕様のジャケットと、カセット本体のアートワークも可愛い逸品でした。Hideki Naruse with Song Garden『At The Garden:Circle.2』
楽曲での参加に加え、制作にも携わったアルバムです。
別記事に詳細を記載しています。MOEKA『恋のディスタンス/水虎の涙』
まちだガールズ・クワイア もえかさん の活動10周年記念グッズで、現在は販売されていないようですが、通販で購入しました。
もえかさんがScudelia Electro「水虎の涙」をカバーされているのは知っていたんですが聴いたことがなかったので、カセット限定音源(石田ショーキチさんのアコギとの一発録り!)とはいえ聴けてうれしかったです。The Beatles『Now And Then』
7インチと一緒に公式ショップで購入。アナログ盤はともかく、カセットはあまり出回らなそうだし、「ジョンが残したカセット」を元に制作された楽曲をカセットで持っているのも一興かと思ったので。
プレイヤーの調子もあって実際のカセットではそんなに聴いていないんですが、思ったよりハイファイな音でした。
Instagramで流れていた、カセットのラベル文字が歌詞になっているLyric Videoと同じモノが手元にあるのはちょっと嬉しくなるし、クリアカセットの中でテープが回っているのを見るのも楽しいです。
◽️サブスク(Spotify)
長くなったので、別記事に記載しました。
◽️まとめ
サブスク編もふくめて思った以上の長尺になってしまいました。
こうやって一年を振り返ってみるのもいい機会だし、直前まで仕事をしていた日常から、年末年始の気分に切り替わるための儀式という様相もあって、面白かったです。