岸波藍

「LISTLESS」Brand Designer / Musician / Drumm…

岸波藍

「LISTLESS」Brand Designer / Musician / Drummer /以前のブログはこちら⬇︎「論理と感性は相反しない」/ https://ameblo.jp/kisiai-061/

最近の記事

リリシズム

寒いですね。 いまは、一応春です。 桜も咲いていました。 今日は1日雨です。 足下がひんやりしています。 朝も昼も夜も寒いような1日です。 季節の変わり目、見事な風邪を引き、 すぐに止み、まもなく春仕様。 花の香りがしてきた。 幸い花粉症ではないので思い切り春を嗅げます。 入学式のにおいがする。 実家に咲いてた春の花の名前がわからない。 無数に細かい白い花が咲いていた。あの匂いを思い出す季節。 四季をより濃く感じる瞬間、一瞬で昔に帰る。 懐かしさよりも、じんわりしん

    • 風が冷たくなった

      今年は、なんとなく、秋が長かったように思える。 金木犀は二度咲きしたように感じた。 そう思えるのは、いま冬を感じているから。 冬が来たな、と感じれたから。 秋がない今思えるその瞬間を。 昨日までを振り返ると風の音はカサカサと。 土と草の匂いが、放課後の匂いへと変換させ記憶を抉りだす。切ない、懐かしいを通り越す。 秋がとてつもなく大好きで大嫌いで大好きだ。 秋は良い。代表的に金木犀がいい。ベタだが、どうしたっていい。チェック柄の洋服がいい。衣替えのユニクロのカーディガン

      • 「Demon Lemon」

        架空のCDジャケットを作った。 昨年、自粛期間に入り部屋から出れず自分とたくさん向き合っていた時間の中で音楽活動ができなくなり、大きな穴が出現。 私はドラマーなので今まで作曲に触れる機会がなかなかなかったのです。そこでさらに危険を感じた。 さあ、どうしよう。 詩や言葉などは書きためていたりはしたが音をつけるというのはなんて難しいんだ。 GarageBandという作曲ソフトをいじってみる。 お話はある。 ではとにかくリズムに合わせて言葉を入れてみよう。 奇跡的にリズ

        • ちょっとだけ長い目で見てよ

          頭の中で思考を回しすぎている。 止まっていると脳みそだけぐるぐる回ってる感覚。 回りすぎて根本からぶちっと取れてしまう想像をしてみたけど、取れても出口がないから人間の細胞ってすごいから取れた部分からくっつこうとする糸みたいなのが現れて、きっとまた再生するんだろうなぁ。 そして、そのうち絡まってまた少し動いたらぶちっと取れてしまうんだろうなぁ。 あれ、あれみたい。 なんだっけ。パンの生地とか、白い丸っこいチーズとかを糸で切る感じ。まさにあれ。 あれが脳みそで、さらに自分

        リリシズム

          "半透明人間"

          少し前の私はそうでした。 音楽の活動により動かされていた日々。 当たり前が当たり前じゃなくなって、 気づけば当たり前じゃない事が当たり前になっている。 思っているよりも私は参っていました。 虫食いまみれで、小さいほつれだらけ。 自分でしか修正できないのに直し方がわからない状態。 その気力さえない状態。自分とは何か? まさに「半透明人間」でした。 この半透明人間というワードをテーマに今回はグラフィックを作成。 決してマイナスなイメージではない。 モザイク、うねりの

          "半透明人間"

          CDが好き「dis"C"ustom」

          LISTLESS -ア+nihilism-より、 PVCBAGが発売となります。 このバッグを作ろうと思うきっかけになった事があります。 私はミュージシャンでもあり、 音楽と近いところでずっと生活をしています。 CDをレコーディングしたり、ジャケットを作ったり、歌詞カードを作ったり。 出来上がった時の音とデザインを手に取る幸せは、 なんとも表現が難しいけれど、本当に幸せなんです。 形あるもの。 いまはCDが売れない時代で、 サブスクで形なくデータで聞けてしまう。 広がる

          CDが好き「dis"C"ustom」

          ア+nihilism

          LISTLESSからリメイクラインの 「LISTLESS -ア+nihilism-」が誕生しました。  ニヒリズムは日本語に置き換えると、「虚無主義」 虚無には、この世のすべてに価値や意味がなく虚しいことという意味があります。 虚無状態を前向きにに受け止めること、 意味がないということにただ絶望するのではなくその中での自分の在り方を模索する。 それが「積極的ニヒリズム」 私の考えの中で大切にしている言葉 「孤独は自分だけのもの」 これもまた、積極的ニヒリズムなのです。

          ア+nihilism

          集合体恐怖症は時と場合による

          足踏みをしてみた。 普段はあまりしない行為。 右左右左右左…途中で左右逆らう事はできない。 同じ数だけ均等に踏み鳴らしたい。 だが、左右という言葉は逆になっている。 とても気持ちが悪い。 そんなことはどうでもいい。 あまり頭を使わず話そうか。 焼き鳥屋で豚骨ラーメン屋を30mほど過ぎた地点ような匂いがする。 圧倒的にいま不足している。 達成感というものが足りないように感じる。 ただ、それは何を達成したら満たされるのかもわからない。 運動?絵?音楽?制作?人間関係? ドラム

          集合体恐怖症は時と場合による

          笑うよりも泣くことの方が実は簡単だ

          部屋に一人、自分の感情が浮き彫りになる。 自分の心のサイズがよくわかる。 泣くことは常に我慢している。 ふと、溢れそうになるのを無意識に阻止している。 思い出さないように、考えないように、無意識に指令を出している。 時には向き合わないと、裏切っているような気持ちにもなる。だからふとした時に急に考え込んでしまう。電車の中でマスクを深くかぶってバレないようにそっと流してしまう事もよくある。 笑うことは、笑いたいんじゃなく、笑ってしまうがいい。 泣くのは、泣いてしまうんじゃな

          笑うよりも泣くことの方が実は簡単だ

          雪に埋めたclassic

          自分自身の変化に日々驚かされたり、 時には呆れたりする。 何周もしているなあ、と思っていたけど 留まっている部分ももちろんあってそれがとても儚い。 消え入りそうな細い感情ほど、 ふとした瞬間に現れ気持ちの中心に入り込む。 そういう憂鬱な気分が一番、 自分には似合うのかもしれない。 雪に埋めたclassicの白さと青さが 脳裏にこびり付いている。

          雪に埋めたclassic