朝日にあぶりだされて
カーテンをあけて朝日を招き入れる
光のカーテンが斜めに揺れる
気付かないまま誰かを傷つけたことがあるだろう
いや
あるだろうじゃないや
ある
思い当たる
ごめん
陽に浮かび上がる陰
甘えと言えばいかにも都合がいい
甘えの上にあぐらをかいた傲慢があったはず
いや
あったはずじゃないや
あった
ほんっとごめん
光の波かき分けて進めば
溺れ溺れつつ沈み沈みつつ息継ぎする
何より自分に嘘をついていたかもしれない
いや
かもしれないじゃないや
いた いたんですよ
自分、ごめん
今後は嘘のない生き方をします
ほうら
また嘘ついてる