2021_0830_本読み

8月30日(月)は、

山崎
1、『ドラッカーと論語』安冨歩 著、


この本読みzoomで、初Kindleの利用でした。
「はじめにーードラッカーと孔子の対話」
「序章 もしドラッカーが『もしドラ』を読んだら」
の途中まで読みました。(228/2724)

電子書籍は、拡大縮小ができるため、ページがないのでどのくらい読んだか、どこまで今日読むか、が感覚的に掴めないです。大体15分くらい読むつもりで、あまり区切りをどこでするかにはこだわらずに行きたいです。

『もしドラ』は山崎も読んだ記憶があります。
これは2009年にでたライトノベル。

この本が元にした『マネジメント【エッセンシャル版】基本と原則』(上田 惇生 訳、ダイヤモンド社)について、
安冨さんは手厳しく、ドラッカーの本質を伝えていない、と言われていました。翻訳によって色々なことが変えられる、という一つの例と思いました。翻訳ということ自体の面白さを感じます。


こいでさん
2、『芸術と科学の間』福岡伸一 著、木楽舎、 Ⅵ  ヴィレンドルフのヴィーナス 建物と生物の中心軸を考える 円銀の龍 ネアンデルタール人は何者か
 

昨日までのⅤ章はらせんというテーマが明快でしたが、Ⅵ章は、最初の3つでは、まだそこが謎で、ちょっと面白いです。
丹下健三のシンメトリカルな建築の中心軸と、生き物の成長しながら段々に決まっていく中心軸は、できてしまえば同じく中心軸と見えるけれども、実は全然違うもの、という理解が、山崎には新鮮でした。

めいさん
3、『節英のすすめ』木村護郎クリストフ 著、萬書房、
ポジティブ思考をこえて


ポジティブ思考は、一般にいいこととされています。

しかし、

都合の良いところだけを見て、そうでないところを見ない、

ということをポジティブ思考と呼んでいる場合がしばしばあります。
こう書き表してみれば、悪いこと、でしかないですね。

都合の良いことも悪いこともしっかり見る、
という態度で、これから、英語について見ていくことになるのでしょう。


きよもとさん
4、『声で楽しむ美しい日本の詩』大岡信、谷川俊太郎  著、岩波書店


今日の登場詩人は、与謝野晶子、高村光太郎、山村暮鳥、竹久夢二、北原白秋。山崎は、暮鳥の「春の河」の響きがいいと感じました。

読後の話題は「君死にたまふことなかれ」(与謝野晶子)でした。

七五調など韻律のはっきりしている詩は、音楽の歌に直結しています。

歌うことは、気持ちをすごく高揚させたり、悲しくさせたり、体に来ます。
それは、いいこととか悪いこととかが関係ない次元。

そこに怖さを感じる、と、こいでさんとしゃべりました。


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