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11月22日

 白いPPテープに5cm〜15cm程度にカットされた麻ひもを巻き付けながら挟み込み、約30cmの間隔をあけてまた挟み込む。ひもは乾燥しないように海水をためたバケツに浸し、浮いてきたら手でぐいと押し込んで沈める。手桶の麻ひもがなくなったら、新たな麻ひもをもらいに行く。

 この麻ひもに着いているのはわかめの種。わかめの赤ちゃんは乾燥に弱いので、水中から出ている時間はなるべく短くする必要がある。

 今年からわかめの生産者になったひーさんの種まきを手伝いに陸前高田へやってきた。りんごの収穫も数日で終わってしまって、またすっかり怠け者に戻った身に早起きはツラい。それでも朝一番の澄んだ空気を吸って、作業の合間にみんなでお茶を飲んでいると、しみじみこういうの好きだなァと思う。

 昨日海に撒いたわかめは、生育状況がよければ来年1月には30cm程度まで伸びるらしい。ぐんぐん育てよ〜

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(撮影:三浦尚子)

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