岸本ばなな

消極的無職

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    最近の記事

    DROBEをめぐる冒険

    これはいわゆる入社エントリと呼ばれるものだ。正直もうこういった記事を書くことはないと思っていた。入社エントリを書くような世界とは距離を置こうと思っていたから。 2022年9月、株式会社DROBEに入社した。実は初めてではなく、出戻りと呼ばれるやつである。以降、前半では過去の話をしようと思う。DROBEを辞めてから再び戻るまでの話だ。後半では現在の話をしようと思う。今のDROBEに対して自分が抱いている印象の話だ。唐突ではあるが、まず自分への弁解をしたい。これから出てくるのは

      • 個室ビデオのシャワー

        みなさんは個室ビデオを利用したことはあるだろうか。実は僕は一度だけある。数年前の冬のことだ。 その頃僕は中野に住んでいた。新卒一年目のサラリーマンで、サラリーマンの集まる会社で働いていた。いやほんとにもうザ・サラリーマンの会社だった。とても偉い役員が挨拶にきたときに、上司に「ほんとすごいサラリーマンだよな、お前もあんな立派なサラリーマンになれよ!」と言われるくらいだ。余談だが、そのとき僕は会社を辞めることを決心した。 そんなサラリーマンイヤイヤ期の僕であったが、生活の面に

        • さよならUS、こんにちはJIS

          その日僕はUSキーボードを辞めてJISキーボードを使いだした。この記事も久しぶりで慣れないJIS配列で書いている。数週間もすればまた感覚が戻り慣れてくるだろう。ただそれだけのことだ。だけど今は何故かすがすがしい気持ちになっている。 ぎりぎり僕はITエンジニアに分類されるのだろうけど、エンジニアはガジェットにこだわりがある人が多く、特にキーボードはその中でもホットな話題だと思う。そして一般的なJISではなく、US配列のキーボードが多く好まれているように感じる。2019年の冬、

          • 30歳について

            少し前にはなるが、下のつぶやきが目に入って割と長いのだけど全て読んでしまった。 内容は多分創作だろうからいいとして僕が気になってしまったのは、30歳という年齢を迎え何もない「私」と、コツコツとキャリアを積み上げた「姉」の双子の対比で描かれているところだ。というのも、今年30歳になる年を迎え、円熟期に入る世間一般の同年代と比べ何も持たない自分の無力感を強く感じていたからだ。 30歳というのは大きな分岐点だと感じる。思えば自分も27歳くらいまではある意味無敵感を持っていた。こ

            元気ですか?への回答は難しい

            スマホの通知が鳴った。久しく会ってない人から連絡がきている。「最近元気ですか?」というメッセージだ。何かを返せばそれから本題が始まるのだろう。 自分は元気なのだろうかと考える。今は別になりたくてなったわけでもない無職である。「元気でやってます。そちらはどうですか?」なんて返せば嘘になってしまう。では「最近は精神的に病んでしまって無職なので全く元気じゃないです」と本当のことを返せばいいのか。そんなことをしたら、相手からすると想定外の回答すぎて本題を切り出せなくなってしまうだろ