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個人的読書のすすめ ~私の読書の楽しみ方~

私、読書が好きなんです。

そう言うと「おすすめの本は?」「最近は何を読んだ?」「どれくらい読むの?」と聞かれることが多いです。

おすすめの本はあります。でも最近何読んだか答えに少し悩みます。読むペースは月に2、3冊くらいでしょうか。
すると、本当に読書が好きなのか疑われてしまうんですよ。

でも、はっきり答えられます。読書の数は少ないですが私は読書が好きなんです。

本のジャンルや読書の目的が多種多様なように、楽しみ方も人それぞれでいいはずです。そんな考え方の私の読書の楽しみ方と私が大好きな本を紹介させていただきます。

読書の楽しみ方

まず、私がどんな本を読むのか簡単にお伝えします。小説、漫画、ビジネス本がメインです。小説は特にミステリーを好んで読みます。漫画は少年漫画が多いですね。(心は)少年なので。ビズネスはジャンルが定まっていないように思います。その時々に関心のある本を読みます。

私が読書をしていて楽しいと思う瞬間は主に3つです。

①気付きを得られたとき
②非日常な体験を感じたとき
③面白い表現を見たとき

①はなんとなく皆さん分かりますかね。読書の楽しみ方の代表ですよね。新しい知識や考え方に触れたり、視界が広がる感覚は快感です。②は小説を読んでいる時に感じる面白さです。非日常な体験をした時にも自分の視野が広がる感覚があります。③は本ならではだと思います。たとえ表現や、情景を思い描かせる表現は文字だからこその楽しみだと思います。

では、私の読書の楽しみ方です。

それはずばり、「自分ネットワークを広げる」こと。
どういうことかと言うと、読書から得られた知識を自分なりに解釈したり、著者の意図は関係なく深掘りしたり、それを別の本から得た知識とつなぎ合わせて新しい表現を生み出すことです。

本になかにはいくつものメッセージがあります。著者が意図したメッセージを読み解くこともひとつの楽しみ方ですが、どう解釈するのかは読者の自由です。

別の本の知識を参考にしながら自分なりの解釈を生み出していくと、自分の頭にネットワークができあがるのです。それは本から得た知識ではなく、自分がつくりだしたネットワークです。

この自分ネットワークは自由です。ミステリー小説の一文がビジネス書の核心部分と繋がることもあります。なんてこともないジョークの一文が種になりうるのです。

私はこの自分ネットワークを構築するのが好きなので、同じ本を何度も読み返すことがあります。別の本を読んだ後だと、以前読んだときには引っかかることがなかった箇所に目がいくこともあるのです。自分ネットワークが広がっている証拠です。

この「自分ネットワーク」の構築は、自分なりに考えるチカラと社会全般で必要とされるチカラ。両方得ることができると私は考えています。興味がわいた方がいれば、一度試してみてください。あなたのネットワークはまだまだ広がります。

私が大好きな本

小説、漫画、ビジネス本からひとつずつ選びました。どれも有名な本なので同じく好きだって人は、DMでも頂ければ嬉しいです。

小説:『葉桜の季節に君を想うということ』
著者:歌野晶午

ミステリ好きなら皆さんは聞いたことはあるはず。ミステリ賞を総なめにした作品ですね。主人公が友人の依頼を受けて、霊感商法をする組織の調査をすることから始まるミステリー小説です。

この作品、ラストが最高です。老若男女あらゆる人の心が洗われます。
私はこの作品のラストは一生忘れないだろうと思います。


漫画:『左ききのエレン』
著者:かっぴー

天才になれなかったすべての人へーーをキャッチコピーにした、広告代理店で働くデザイナーが主人公の作品です。

物語全体から発せられるリアルなメッセージは何度読んでも心をぶっさしてきます。セリフひとつひとつに感情が動きまくる、天才になれなかったすべての人に届けたい傑作です。


ビジネス本:『嫌われる勇気』
著者:岸見一郎、 古賀史健

最後に有名すぎる作品をもってきてしまった。しかし私が好きな本を語るうえで絶対に外せないのです。アドラー心理学の思想を青年と哲人の対話で読み解く作品です。

読んだことがない人は一度手に取ってください。合わなければ読み進まなければいいだけのこと。自分の選択で人生は今この瞬間からでも変わることができるのですから。


以上、私の読書の楽しみ方と好きな本を紹介してみました。読書することに色んな目的があるかと思いますが、ぜひ読書を楽しんでください。人ぞれぞれの楽しみ方があるはずから。ぜひ私にも、あなたなりの読書の楽しみ方を教えてください。

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