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【こんな映画でした】803.[シャイニング]

2023年 1月31日 (火曜) [シャイニング](1980年 THE SHINING イギリス 119分)

 スタンリー・キューブリック監督作品。ジャック・ニコルソン(撮影当時42歳)主演、その妻にシェリー・デュヴァル(撮影当時30歳、1977年の[アニー・ホール]で観ているようだ)、子役はダニー・ロイド(撮影当時6歳、可愛い。今は俳優を辞めて教師を)。

 今回観るまでこれが「ホラー映画」であるとは知らなかった。それだけスタンリー・キューブリック監督作品を観てきてなかったということだ。今頃になってあわてて彼の全作品を観ようと思い立った次第。

 1970年にこのホテルであった事件をまず紹介し、それを分かった上でジャックは妻ウェンディと息子ダニーを連れてこのホテルの冬期管理人として雇われることに。そしてまずダニーが、もう一人の自分(?)トニーと話す。「嫌だ」、と。行きたくないというわけである。そして双子の女の子の姿をホテルの中で見る。さらに血の海をダニーは見て悲鳴を上げる。そしていよいよそのコロラドの高所にあるホテルへ一家三人が車で行くことになる。彼ら三人がその後、どうなっていくかというホラーである。

 一人、重要な役割を果たすのは料理長ディック(スキャットマン・クローザース、撮影当時69歳で元ミュージシャン)。ダニーに「輝きのある者だけに見えるものもある。未来が見えるのと同じに。遠い昔のことが見えることもある」と話している。この二人は、お互いに言葉に出さなくても会話ができるということらしい。そんな人間のことを「シャイニング(輝きのある者)」と呼んでいるようだ。その料理長がホテルに電話をしても出ないということから、異変を察知して雪上車でホテルに駆けつけてくれるのだが。......

 なお最後の写真には「1921年7月4日」という日付がある。その中央下にジャックが写っているのだった。

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