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【#5】クリストファー・ノーラン監督シリーズ④ 映画『インターステラー』


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インターステラーのクレジット(監督・キャスト)

監督:クリストファー・ノーラン
主演・出演:マシュー・マコノヒー ,アン・ハサウェイ
再生時間:169分
レーティング:全年齢

あらすじ

地球の寿命は尽きかけていた。居住可能な新たな惑星を探すという人類の限界を超えたミッションに選ばれたのは、まだ幼い子供を持つ元エンジニアの男。彼を待っていたのは、未だかつて誰も見たことがない、衝撃の宇宙。はたして彼は人類の存続をかけたミッションを成し遂げることが出来るのか?

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物理学をテーマに科学的根拠もしっかり描かれている!?

この映画作成には、キップ・ソーンという物理学者も関わっています。実は、このキップ・ソーンという人物すごい人なんです。
“アインシュタイン最後の宿題”といわれる「重力波」を世界で初めて検出した功績により、2017年にノーベル物理学賞を受賞!
プリンストン大で博士号を取得し、現在はカリフォルニア工科大学の名誉教授として教鞭をとる、理論物理学界のスーパースターなのです。

そんな偉い人が作品に関わっているということもあって、劇中では、”相対性理論””量子力学”など物理について語っているシーンがたくさんあるのですがどれも科学的根拠の裏付けの元わかりやすく描かれているので頭に入ってきやすいです。

SF映画ながらテーマは「LOVE」!?

映画中盤、「マン博士の惑星とエドマンズ博士の惑星、どちらに行くべきか」を激論するシーンがあります。
そこでクーパー(マシュー・マコノヒー)は生存信号を送っているマン博士の惑星に行くことを推すが、アメリア(アン・ハサウェイ)はエドマンズ博士の惑星を優先すべきだと主張します。
クーパーはエドマンズがアメリアの恋人であったことを見抜き、判断に私情を挟んでいると非難します。そこで、アメリアはその指摘を認めた上で、こんなこんなことを言います。

『愛は観察可能な力よ。何か意味がある。(中略)愛には特別な意味がある。私たちはまだ理解していないだけ。これは手がかりなのかも。(中略)10年も会ってない人に銀河を超え引き寄せられている。おそらくもう死んでいる人に。愛は私たちにも感知できる。時間も空間も超えるの。愛が未知の力でも信じていいと思う』

この部分がまさに「インターステラー」の真髄だと思います。これ以外にも、クーパー(マシュー・マコノヒー)と娘の文字通り次元を超えた親子愛も垣間見えます。

ノーラン監督の徹底した実写主義

映画に出てくる宇宙船やクーパー(マシュー・マコノヒー)が閉じ込められた四次元空間はなんとCGではなく実際に作られたセットらしいです。

また、スペースシャトル型の宇宙船「レインジャー」は、ほぼ実物大である7/8スケールのモデルも作られ、アイスランドのロケ地で俳優たちと一緒に撮影されています
ロケ終了後は、ロサンゼルスのソニー・ピクチャーズ・スタジオに持ち込まれ、フライトシミュレーターのような油圧式モーションベースに載せられて、外観シーンが撮影されました。このモーションベースは、リアルタイムで手動操作可能になっており、ノーラン監督が自ら動かしていたそうです


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それでは、また明日!


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