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アナログなフィルムスキャン

少し時間が取れたので、これまで撮ってきたモノクロ写真を並べ、まとめる作業をしている。

本日は、フィルムスキャンの話。
以前は、現像とスキャンまで現像屋さんにお願いすることが多かったが、依頼先によってあまりにもアウトプットされてきたものにブレが大きいので、一年くらい前から現像は毎回同じところ依頼し、フィルムスキャンは、自分で行っている。

フィルムスキャン後はLightroom→photoshopで手焼きと同じ程度の修正を加え(明るさ、コントラスト、追い焼き少々程度)一旦確認程度に済ませている。

2年前のこの写真も、あまりに撮った時と感じが違っていたので、本日改めてスキャンし直してみると、スポットはあるし、イメージとは違うスキャンだった。そういえば依頼したのはいつもの現像屋さんではなかった。

フリチラリア ネガにスポットが多かったので修正した。

以前はフルサイズの一眼レフも使用していたものの、私はカメラはシンプルなデザインと、携行性を重視しており、現在『四角くて小さい』この三つしか所持していない。職業photographerではないし、自分が撮りたいものは、今のところこの中で完結できているので問題ない。
Leica M4, FUJIFILM X-Pro3, RICOH GR3

フィルムスキャンについても、デジタルスキャン機を買おうかと悩んだ時期もあったが、PCとの互換性がそのうち段々合わなくなってくるのも困るし、デスク周りにあまり色々機器を置きたくないので、アナログな方法を選択している。ちょっとめんどくさいけど、嫌いな作業ではない。

ネガの写真を撮る、簡易なスキャンです

照明は、
携帯スタンド + フジカラーのLEDビュアープロ
カメラ側は、
X-Pro3 + FUJIFILM MCEX-11 + FUJIFILM 35mm f1.4 + Nikon Slid copying Adapter ES-1
これにNikonのストリップホルダーにフィルムを挟んで装着し、できるだけ部屋を暗くして撮影する。

フィルム写真は、手焼きのプリントしてこそ意味あるものだし、デジタルは、確認やSNS用、小さな作品製作ならばこの程度で十分だと思う。

前回の個展から『何を撮るのか』『どうアウトプットしていくか』に悩んで早や3年。途中、世界中で色々あったし(今もだが)、考える期間が長かった分、未だに発信することに二の足を踏んでいる。

自分の写真は、特別な撮影手法でも何か特別なコンセプトを持って撮られた写真ではない。ただ、自分が長年観てきた美しいと思う植物の姿と四季を撮っているだけだ。
そして、自分も撮影直後と時間が経ってからと考えや見方が変わるもの。

まずは、写真を並べてみることによって、何かきっかけを掴みたいと思っている。

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