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KITTEのクリスマスツリー

段々と色々な物事を片付けて行き、ようやく今年の終わりも見えてきた。
気持ちも段々と軽くなってゆく。
でも、何か忘れていたような。
KITTEのクリスマスツリー。

Tokyoには、綺麗なイルミネーションやキラキラのクリスマスツリーが街中に溢れ、勿論全部の比較はできないけれど、私の好きなクリスマスツリーは丸の内KITTEのクリスマスツリー。

どうしてかというと、素材に生のモミの木だったり、和紙などの自然素材を使っているから。
大きな装飾を自然素材で長い期間キープするのは難しいと思う。しかし、昔のようなプラスティックなどの化学製品を主に用いた装飾は、今の時代にはあっていない。GINZA松屋さんなども昨年は和紙と竹のフレームの『ねぶた』の様式で装飾されていたと思う。

写真を見返してみると五年間毎年通っていた。
初めて、LeicaM4で街歩きしてフィルム撮影したのもここのクリスマスツリー。この時は、本物のもみの木を使っていた。

KITTE2017 / LeicaM4 / Kodak Tri-x400

2018年は、イルミネーションが加わった。グリーンやイエローに照明が変化した。

KITTE2018 / LeicaM4 / kodak portra400

2019年は、水引の装飾。海外からの観光客もまだギリギリ盛んで、オリンピックに向けてなのか、『水引』という日本らしい素材を取り入れた軽やかなクリスマスツリー。

KITTE2019 /LeicaM4 / kodak Tri-x 400

2022年は2019年と似た感じで、水引。床面の使用が、2019年は三日月だったが、ラウンドになって、照明が入る。
街には人も少なく、それでも今年も装飾があったことに喜びをかみしめた。

2020KITTE / LeicaM4 / kodak portra400

2021年は少し、華やかに。素材は『和紙』に変わった。華やかでも軽やか。
1Fからは全体像、エスカレーターで3Fや4Fから見下ろすのもいい。
でもガラスの外から撮影はダメですけよ。

2021KITTE / GRⅢ

そして2022年は、またシンプルな生のモミの木に戻った。
『やっぱり、これよね。』とため息が出てしまった。
クリスマスは、元々宗教的なものなので、伝統的なシンプルな装飾が一番しっくりくるものだ。
まずは、携帯の画像で。

2022KITTE

今年もこの美しいクリスマスツリーを見に行くことができて、又一つ一仕事を終えた感じで気分も清々しい。
初心に戻って、LeicaM4でツリーを撮影した。
段々何のために写真を撮っているのかと、嫌気がさし始めたこの一年であったが、又少し、楽しいと思えた被写体であった。
来年は、趣味写真全開、で楽しもうと思う。

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