あさのますみ「逝ってしまった君へ」を読んだ

 SNSで知った「逝ってしまった君へ」を読んだ。詳細はこちら。

小学館の公式HPを見て知ったけど、この本はnoteで掲載されて反響を呼んだのですね。知らなかった。

大切な友人が自死してしまった。その友人に向けて書いた手紙。

こういう言葉で表現されてしまうと、「他者」である私たちは特に何も感じることなく通り過ぎてしまうかもしれない。

でも、それの当事者だとしたら。

自分の友人が、自分の知らないところで苦しんで、そして自死を選んでしまったら。

「大切な友人が自死してしまった。」という一文では表現しきれないモノが心を駆け巡るんじゃないだろうか。

決して経験したくない出来事だけど、それを経験してしまったますみさん。その最中に見た、人の心、友人の心、家族の心、そして自分の心の動き。飾られることなく語られるその言葉は、私の心を確かに揺さぶってきた。

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