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筋肉運動は、内臓の血液循環を悪くする

【筋肉運動は、内臓の血液循環を悪くする】

古今東西を問わず、食後すぐに激しい
運動をする習慣を人間はしてきませんでした。

物を食べたらそれを消化しなければ
なりません。エネルギーを調達するため
の食事・消化にもそれなりのエネルギーがいるのです。


われわれの眼が届かないところで、
食事中と食後しばらくは、体内の大半の
血液が胃腸を含む消化器官に集中します。

もしこのときに、体を激しく動かして
しまったら、血液は、回るべきところに
回されず、無理やり骨格筋に回されます。
したがって、消化が妨げられてしまいます。


一般の運動生理学の教科書を紐解けば、
その理屈は簡単に見つかります。

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血液は、体内をいつも均等な割合で回る
わけではありません。身体の活動に応じて
その瞬間瞬間に必要な場所に血液は集中
的に配分されるのです。


食事であれば消化器官に、運動であれば
骨格筋に、思索や工夫や勉強のときで
あれば脳に血液は集まるのです。
安静の時には体内の血液は次のような
分布状況を見せます。


部位 血液分布比率
内臓(胃腸・肝臓・腎臓など) 50%以上
脳    15%
骨格筋   15%


ご覧の通り、筋肉運動を行わず、安静に
しているときには、脳や内臓を含む
臓器に60%以上の血液が供給されます。
これに対して運動をしている時、
この比率は次のように変わります。


血液分布比率
運動強度    内臓    骨格筋
軽運動     20%     40%
中程度の運動  10%     70%
最大運動   5%未満   85%以上


これまでの調査によると、運動中の
突然死が多くみられたスポーツ種目は、
ジョギング、水泳、サッカー、ゴルフなどです。

筋肉を動かす運動はやればやるほど、
内臓や脳の血液循環が悪くなります。

スポーツをやっている最中に起こる
突然死の原因の多くが、虚血性心疾患と
脳血管障害であるのはこのためだと言えるでしょう。


つづく♪

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