mizume

生きている時間に限りがあるなら精一杯生きてみたい。 思いを伝えたい。

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体の奥から湧き上がる熱に突き動かされ 目の前の仕事をしながらもどこか違う世界に飛ばされそうになる意識を戻して 何を考えているんだろうかと思う この熱を誰かにぶつけ…

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3年前

なんといえばいい

この感情をなんと形容していいのかわからない。 起こるはずのないことを想像して思いふけって。 現実に戻ってこんなものかと思って。 体の奥が熱くなる感覚と妙に冷めてい…

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3年前
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掬い上げてくれた人

今日は不思議な日。 今はもう話せない人の名前で着信が来た。 今でも忘れない。 彼がいなければ、今の私はいない。 30歳、仕事をなくし、帰る場所を捨て、将来を誓ったは…

mizume
3年前

体の奥から湧き上がる熱に突き動かされ
目の前の仕事をしながらもどこか違う世界に飛ばされそうになる意識を戻して
何を考えているんだろうかと思う

この熱を誰かにぶつけてしまいたい
顔に笑みを浮かべながら
嵩張る書類に手を焼きながら
心ここにあるようでないのだから

夜になっても帰路についても
おさまらないまま平然と歩きながら
頭はそのことでいっぱい

どうか今は覗かないで

なんといえばいい

この感情をなんと形容していいのかわからない。
起こるはずのないことを想像して思いふけって。
現実に戻ってこんなものかと思って。
体の奥が熱くなる感覚と妙に冷めていく感覚が交差する。
ただ欲望に任せて奪ってしまったらその後どうなるんだろう。
今のままでいいと思う気持ちと
もし少しでも気にしてくれるなら‥と淡い希望を抱いてまた熱くなる。
そんな姿を俯瞰でみている自分がいる。

掬い上げてくれた人

今日は不思議な日。
今はもう話せない人の名前で着信が来た。

今でも忘れない。
彼がいなければ、今の私はいない。

30歳、仕事をなくし、帰る場所を捨て、将来を誓ったはずの相手からも逃げて、休まらず、怯えながら過ごす日々。

あのまま人生が終わっても良かった。なぜ死ねないんだろうって思っていた。

でも、そんなときに出会った彼が、私を引っ張り上げてくれた。

どこか少年のようなあどけなさがあって、

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