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GDrive・スプレッドシート・LaravelでDBの値を更新する


■本記事の趣旨

「”プログラムを理解する”ためには、まずは動くソースコードをそのまま使い、自分の手で動かしてみるのが最短である。」

(本記事執筆者の言葉)

私は、自身の過去の経験からこのような持論を持つようになりました。
本記事ではその理念に則り、動くソースコードを軸として掲載しています。

簡単な自己紹介

私は高校生の頃にプログラミングに出会い、以来、プログラミングにハマり続けています。これまで自身でもITサービス立ち上げたり、事業を売却(M&A)したりと様々な形で、ずっとIT業界に関わってきました。
最近では、国産クラウドの発展に向け注力しています。

■やりたいこと

定期的にテキストファイルがアップロードされる状態になっているGドライブがあります。
最終的には、そのテキストファイルの中身の文字列をDBのテーブルに登録したいです。

■想定されるサービス

  • 相場情報をテキストファイル形式で日々、Gドライブにアップし、その情報をWebサイトに表示したい場合。
     など

■全体像

詳細

今回制作する処理は、Googleスプレッドシートが軸となって動きます。
処理の流れはこうです。

  1. スプレッドシートが、定期的に所定のGドライブフォルダ配下をチェックします。

  2. もしファイルがあればその中身を読み取り、スプレッドシート内のセルに書き込みます。(一時作業場所として使用)

  3. スプレッドシートが、その文字列をWebサービス側へ送信します。

  4. Webサービス側が、受け取った値をDBに書き込みます。

本記事は、上記仕様を実現する際の、具体的なソースコードを記しています。本記事執筆前に動作確認済みなので、そのままお使いいただけます。
※但し、AccessKeyなどはお持ちの環境に置き換えてください。

■技術仕様/前提条件

  • スプレッドシート内では、App Scriptを利用します。

  • Webサービスは、Laravelで構築され既に公開されていると想定します。

  • データベースには、MySQLを利用します。

  • データベースには、列構成が「key」カラムのみが存在する「TableName」テーブルが存在していると想定します。

それでは具体的なソースコードを見ていきましょう。

■ソースコード

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8,846字 / 7画像

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