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毎日、朝ごはんをつくる。夜はお惣菜なのにね

毎日、朝ごはんを作っている。

べつに大したものではなくて、冷凍ご飯をチンして、味噌汁を温めて、目玉焼きを作るくらい。
でも温かくて、自分で用意したものを食べることにこだわっている。

朝ごはんをちゃんと食べないと、一日頭が回らないという理由もあるけど、一番は、なんとなく、心が整うから。

買ってきただけの、均質なご飯を食べていると、少しずつ、頭が麻痺してくるときってないですか。

その点、目玉焼きはいい。
毎日違う。
卵の大きさも、色も、焼き加減も、何もかもが、毎日違う。

今日は大きいな。今日は小さいけど、色が綺麗だな。焼きすぎちゃったな。
そんなことを朝から思いながら、ご飯を用意していると、私、ちゃんと生活しているなって思うんだ。

火を通したご飯って大事。最近、気がついたこと。
生でも食べられるもの、食べられないもの、なんでも火を通すと、一気に食材から料理に変わる。
その瞬間、魔法を使ったような、ちょっと胸おどる気分になる。

きっと私のメンタルは、火を通した温かい料理に支えられている。

夜は疲れて、お惣菜で済ませてしまうことも多いから、せめて、朝ごはんだけでも。

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