見出し画像

いじめ 進化の過程で身に着けた機能

今回は脳科学の観点からいじめについて、AIと考察してみた。
また、こちらの記事を引用させて頂いてます。


人間がいじめをする心理は、どのような進化の過程でうまれたのですか


本能として存在するいじめ
いじめは、人間だけでなく動物の世界でも見られる行動です。例えば、ヒヒの社会ではボスが弱いヒヒをいじめることがあります。このような行動は、集団を維持しようとする本能の一部とされています。

近年の研究から分かってきたのは、こうした排除行為を行うことは、人間が種として存続するために必要な行為であったのではないだろうか、ということです。つまり、いじめがなくならないのは、いじめという行為は、人間が進化の過程で身につけた「機能」だからなのではないか、ということです。


社会脳の発達と制裁行動
人間は高度な社会脳を持ち、集団で協力行動を推進する機能が発達しています。集団を維持するために、邪魔になりそうな人に制裁行動を加えて排除しようとする機能も備わっていると考えられています。

人間の肉体は、他の動物と比べ、非常に脆弱です。猛獣と戦って勝てる人はほとんどいません。そんな戦闘的に不利な肉体を持つヒトという種が、生き残るための武器として使っていたものは何か。それは、「高度な社会脳」を持ち、「集団をつくること」です。つまり、集団で協力行動を推進する機能という形で、社会脳が発達してきたということが示唆されるのです。

そして、集団を維持しようという機能が高まることで、集団の邪魔になりそうな人がいた場合、その人に制裁行動を加えて排除しようとする機能も、脳に備え付けられたと推測されるのです。学術用語では、この制裁行動を「サンクション」と言います。

この「サンクション=制裁行動」は集団になれば、ほぼ必ず生じるといってよい行動です。そして、そもそもは、この制裁行動は仲間を守ろう、社会性を保持しようという、集団を維持するための「向社会性」の表れなのです。
「向社会性」は、反社会性の反対の意味であり、それ自体は悪い性質のものではありません。しかし、向社会性が高まっていくと、時に排除しようとする機能が行きすぎてしまうことがあります。

例えば、ルールを破ろうとしているのではなく、ルールを知らなかっただけの人や、少し生意気だったり、ちょっと目立つ可愛さがあったりするなど、みんなのスタンダードと少し違うという人に対しても、制裁感情が過敏に発動してしまうことがあります。これを「過剰な制裁機能(オーバーサンクション)」と言います。この現象は学校や会社といった組織でも、高い可能性で起こりうることです。これが「いじめ」のメカニズムなのです。

オキシトシンといじめ
長時間同じ空間で過ごすことで、仲間意識を高める「オキシトシン」という脳内ホルモンが分泌されます。しかし、オキシトシンが高まりすぎると、排除行動も同時に高まり、いじめが起きやすくなります。

脳内物質の視点から言うと、「仲がよいほどいじめが起きやすい」という傾向があります。誰かと長時間同じ空間に一緒にいることで、「仲間意識」をつくる「オキシトシン」という脳内ホルモンが分泌されます。オキシトシンは愛情ホルモンとも呼ばれ、脳に愛情や親近感を感じさせるホルモンです。

しかし、このオキシトシンが高まりすぎることで、仲間を守ろうという意識が高まり、「邪魔者」は排除しなければ、という意識も同時に高まってしまうということが分かっています。

つまり、集団でいることでオキシトシンが高まり、向社会性も高まり、仲間意識が強く働くことで、集団の中で逸脱した人を排除したいという気持ちも起こる。そこに誘発される制裁行動が「いじめ」なのです。


制裁行動の快感
制裁行動には「ドーパミン」が放出され、喜びを感じることがあります。これは、ルールに従わない者に罰を与える「正義」を持って制裁をするためです。

この制裁行動が促進されるもう一つの原因は、制裁行動に「快感」を感じるからであると考えられます。実際に、制裁行動が発動する時の脳では、「ドーパミン」が放出され、喜びを感じることが分かっています。これは、ルールに従わない者に罰を与えるという「正義」を持って制裁をするため、そこでは達成欲求や承認欲求が満たされ、「快感」を感じるのです。

いじめている側をどんなに諭そうとしても、「自分は正義を行っている」という無意識の正義欲があり、あるいは正義を行う快感に中毒になっているので、止めることはできません。抑制の機能が備わっていない子どもならなおさら、この機能を止めることは困難です。


テストステロンといじめ
子どもたちのいじめは、中学校2年生ごろに多くなると言われています。この時期は「テストステロン」が急激に増える時期であり、攻撃性が高まる要因となります。

さらに、子どもたちのいじめの中で、自殺にまで追い込むような過激ないじめは「小学校高学年から中学校2年生」に多くなると言われます。この時期は、「性ホルモン」である「テストステロン」が急激に増える時期と重なります。

テストステロンは、主に男性に多く分泌されるホルモンで、男性の場合、9歳から増えて15歳になるまでにピークに達します。テストステロンは、支配欲や攻撃性を強める働きがあり、女性でもテストステロンが多い女性は攻撃性が高いことが分かっています。

この時期の子どもは、手あたり次第反抗したり、誰かを攻撃したいという衝動が高まっていくため、周囲の大人は、子どもたちの脳が成長過程であることを踏まえて注意深く対応する必要があると考えます。

AIの回答の元を辿ると、上記の記事に行きついたので、引用させて頂いた。とはいえ、いじめ被害者だった身からすると、なんだかなあって感じではある。なんだかなあ。人間、抑制効かなすぎ、無意識に過剰攻撃しすぎ。

まとめてみると。

いじめは進化の過程で身に着けた機能なので、なくならない。
非力な人間は高度な社会脳を持ち集団をつくることで生き延びてきたので、その集団維持のためにオーバーサンクション(過剰な制裁機能)を持つ。
愛情ホルモンのオキシトシンが集団を守ろうと強く働くと、いじめになる。
制裁行動に快感を感じるドーパミンには中毒性がある。
支配欲や攻撃性を強めるテストステロンは9歳から増え15歳でピークに。

テストステロンが増え続ける時期だというのに、制御できない子供。
15歳のクソガキ(おっと失礼)男子の頭の中なんて、反抗心と攻撃性と、エロに支配されてるわけで(断言か)

わたし的には、いじめられた側が不登校になるのは納得いかない。加害者側を隔離して、自宅で学習させればいい。その制御不能のホルモンを制御できるまで出てくるなって思う。

いじめなんて言うけど、やってることは犯罪。加害者が少年法で守られているなら、被害者こそもっと保護されないと納得できない。

てか、ただでさえ不安定な思春期の子供に、集団という過剰なストレスのなかで、詰め込み式の勉強させるなんて、もうやめたら(暴言か)
ネット社会なんだから、オンラインで学習すればいいんだし。

やられた側は一生消えない傷を負うんですよ。自殺した時ばかり社会は騒ぐけどね。

こういう犯罪は、ほんと胸クソでしかない。
抑制の機能が備わっていない子供を相手にするのだから、言い聞かせてもホルモンの作用には勝てないってことをまず認識しておかないと。
その上でもっと被害者側に立った保護体制を作らないと、事件は繰り返される。

人間の脳が完成するのは25歳って聞く。ただし6歳までに90%は完成するとも聞く。いずれにせよ、学生時代の脳は未熟なわけだ。

本能のままに人を殺しかねない子供。そんな生き物を産んで育てる責任を、親はもっと考えたらいい。子供を守れるのは親しかいないのだから。