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感情的にならない 冷静に俯瞰する

相手に攻撃された、自分の想定外の事態が起こった、ついつい感情的になってしまいそうな瞬間は人間関係を中心に多々潜む。その瞬間を深呼吸して乗り越え、感情に身を委ね乗っ取られる前に冷静に俯瞰して必要なうち手を講じていきたい。

1.やられてもやり返す前に

相手から攻撃されとして、すぐに感情的にやり返してしまっては平和的解決は難しいし、厳しい言い方をすれば動物と同じになってしまう。防衛本能の起動を検知しつつも、攻撃するかどうかのボタンは自分がコントロールすること。

まずは深呼吸して5秒間待つ。今本当にやり返すべきなのか、感情的になってメリットはあるのか、相手との今後をどうしていきたいのか俯瞰する。たとえ理不尽に感じたとしても、そこに武力や感情的な回答だけで立ち向かっては火に油を注ぐことに。

時には降りる判断も必要であり、社会的な世論を味方につけられる可能性があるならなおさらではある。

2.しなやかに受け流す

相手からの攻撃が来た時にどうすべきか。力で受け止めるのもいいが、仮に相手の力のほうが大きかったり、相手の勢いが想像以上に大きかった場合にこちらも正面からへし折られるリスクがある。

自分の力を抜いて攻撃をそらし受け流す柔の動きは、実際の運動だけでなく会話や社会的な部分にも転用できる。

相手のわがままな言動に対し、何も正面から受け止めてやる必要はなく、少し力を逸らしてやれば自ら転んでくれることすら多々ある。何よりそういった技での対応は周囲から見ていても気持ちがいいだろう。

相手が感情的であればあるほど、その行動を冷静に分析し適切な一手を打つ。それが両者にとっても生産的になることすらあるのだから、俯瞰して状況を把握することにやはり努めたい。

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