考えを記して残す

マルクス・アウレーリウスの「自省録」を読んで考えたこと。

1900年前のローマ皇帝が、日々考えていることや心掛けていることは、驚くほど今の時代の一般人とも同じような悩みであった。

内容はもちろん、特に1900年の時を超えてこのような「個人の考え」が見える化されている事実に驚く。自分自身の考えはその場で揮発してしまうこともあるが、noteのように思考を残しておくと、自分や誰かの役に立つかもしれない。

1.考えを書く

考えをまとめるために、紙やタイピングで言葉や図を書く。思考を見える化することで、プロセスを修正したり思考の積み上げが可能になる。

思い付きだけで考えると、思考がループしたり軸がずれることで積み上げが難しくなる。できるだけ紙とペンもしくは文字で思考を見える化すること。

2.考えを残す

1と近いが、考えるプロセスだけでなく後のことを考え思考を残すことも意義がある。

自身はノートは書き捨てで後から見返すことはないが、クラウドやWebに残した場合は折を見て見返すことがある。さらに、公開された状態であれば人の考えを参考にさせてもらうこともあり、自分自身の考えも誰かの参考になればこれほど嬉しいことはない。

自分との闘いである思考ではあるが、密接でないにしろお互いの力を貸し借りしあって積み上げていくこのプロセスはぜひ楽しんでみたい。

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