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私はブランコに乗れるじゃないか。

私はブランコに乗れるじゃないか。

ブランコしか乗ることができないじゃなくて、
ブランコに乗れるじゃないか。

何も考えなくても、
ブランコに乗れるじゃないか。

ブランコに乗ったらもう、
何にも考えずにこぎだすじゃないか。

膝の曲げ方とか、

曲げるタイミングとか、

曲げたあとの膝をどうしたらいいかとか、

重心をどこに乗せたらいいかとか、

ちょっとフワッとして、怖いんじゃないかとか、

降りるときどうしたらいいんだろうとか、

落ちちゃったらどうしようとか、

座った方が乗りやすいとか、

立った方が乗りやすいとか

そんなの全然考えなくても、
乗れるじゃないか

こんな感じで何にも考えず、
できちゃうみたいなことをしたい。

そりゃ、
がんばって苦手を克服して、習得したって
いうのはすごすぎるし、
めっちゃ尊敬している。

でも、自分の苦手は誰かができるのであって、
こんだけ世界中にたくさんの人がいるんだから、
自分の苦手は誰かの得意なんだ。

だったら、私のえっ、
これ得意って言っていいの?
っていうのを見つけて、
得意を伸ばしていきたい。

そういう得意って
自分が1番わかると思っていて、
自分1人で突き進んでいたんだけど、
思い込みが激しくなったりして、
空回ったりする。

意外と周りは見てくれていて、
こういうの得意そうだよねとか言ってくれる。

そういうのにちょっと耳を傾けてみる
っていうのも大事なんじゃないか
と思うようになってきた。

私の人生は私が切り開かなきゃと
焦っていた自分と、

ダメとか変だとか言われ続けてきたから、
万人から見て、すごいことをしたと
言えるように、
誰かを見返すために、
変人はやっぱ天才だったと思わせたいとか、
変人でも、ちゃんと普通に生きられるとか、
他人にどう思われるかとか、
そんなどーでもいいことのために
苦手なことを頑張ってきた自分と

そんな自分とちょっと距離をとって、

ブランコが乗れる自分でいたい。




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