トレーニング効果を最大限発揮するためには何をすればいいのか。

トレーニングを行っている方は基本できるだけ効率よくかつ、最大限筋肉を大きくしたり、ダイエットをしたいと思います。

単刀直入に言うと僕はコレをやればこうなる！というのはないと考えています。と言っても最低限やるべきことはありますが、トレーニングの原理原則の一つに「個別性の原則」というものがあります。
この「個別性の原理」というのはトレーニングの効果には個人差があります。というもので僕は個別性の原理がトレーニング効果を大きく発揮するために理解する必要があると思います。

少し話が飛びますが。僕は日本トレーニング協会という財団に所属しているトレーニング指導者です。トレーニング指導者として活動していると、色々な指導者を見る機会があります。
そんな中で（この指導者は良くないなあ）や（この指導者はすごいなあ）なんて思うときがあります。

まず（良くないなあ）と思う指導者の例は
「このトレーニングはこうやるんだ！」や「俺はこのトレーニングで身体が変わったからあなたもこうしなさい」などトレーニーとしては自論が確立できていていいと思いますが、指導者としては自論が強く個別性の原理が全く理解できていないタイプです。
逆に（いいなあ）と思う指導者の例は
「あなたの場合は腕が長いのでこうした方がいいですよ」や「このトレーニングは理論上こうですが、あなたは足が長いので、こうすると筋肉が最大限動きますね」など理論と実践経験を踏まえ相手の体を評価したうえでの指導ができている方です。

どんなトレーニングにしろ、人それぞれ腕の長さ、脚の長さ、ウェストの太さは違いますし、もっと言うと腱の硬さや筋肉の形は違い、さらには考え方、メンタル状況も違うので自分に合ったトレーニングを見つけ出すのがトレーニング効果を最大限発揮する近道になると思います。

ただ、自分に合ったトレーニングを見つけ出すのは簡単なことではないので知識と経験、理論と実践をきちんと理解している指導者に巡り合うことが一番です。

僕のパーソナルトレーニングはただトレーニングのコツを指導するだけでなく話し合いをしながら個別性の原理を尊重できるよう努めてまいります。
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