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リアル脱出ゲームは脳汁がドバドバ出てとても面白いって話。

皆さん、脱出ゲームって知っていますか?
Wikipediaによると、脱出ゲームは以下のように説明されています。

閉鎖された環境(室内や建物など)に閉じ込められた状況から脱出することを目的とする。
(引用:Wikipedia「脱出ゲーム」) 

この脱出ゲームは『CRIMSON ROOM』をはじめネット上でプレイするものでしたが、これを現実世界でできるようになったものが『リアル体験型脱出ゲーム』なのです。
これが本当に本当に面白くて、私は休日丸1日使ってはしごしちゃうくらい好きなのですが、皆さんにもぜひやってもらいたい!ということで、このnoteを書いてみました。

※私はSCRAP社が展開している『リアル脱出ゲーム』が非常に好きであるため、本記事においてはSCRAP社を例に出すことが多々あります。
※『リアル脱出ゲーム』はSCRAP社が商標登録している名称であり、他社・他団体は『リアル体験型脱出ゲーム』等の名称を利用しています。本記事内でも両方の名称が出てきますが、基本的には同じものを指しています。


リアル体験型脱出ゲームってどんなことができるの?

リアル体験型脱出ゲームをやっている拠点へ行き、お金を払って部屋に閉じ込められてもらうことから始まります。
その閉じ込められた部屋には、たくさんの謎があるのでたくさん謎を解くことができます!
そして、制限時間以内に閉じ込められた部屋から脱出できればクリアです!

以上!
なのですが...

謎は閉じ込められた段階で見えている謎もあれば、(家具、絵画とか様々)に隠れていたり、鍵のついた箱・扉を開けないと出てこないものもあるのですが、隠れた謎を見つけたときや鍵のついた箱・扉を開けられたときの達成感、たまらないです
で、全部の謎を解いて、閉じ込められた部屋から脱出できればクリア、脱出成功!となります。
鍵のついた箱・扉を開けることの達成感もたまらないのですが、閉じ込められた部屋から脱出できたときの達成感は本当にたまらないです。脳汁ドバドバです。

ちなみに、どのリアル体験型脱出ゲームも脱出成功率は15~30%程度と低めに作られていることが多いです。
「普通に謎解いたら脱出成功率はもっと高いのでは?」と思うかもしれないですが、最後の謎(クリア(脱出成功)に直結する謎)はひらめきが不可欠で、なかなかひらめかないことが多く...
だからこそひらめいて脱出成功したときには脳汁がドバドバ出てしまいます!
以下はSCRAP社が遊び方を動画にしたものです。こちらのほうがわかりやすいかもしれないです。(笑)

(引用:YouTube SCRAPチャンネル「リアル脱出ゲームの遊び方 入門編」)


どんなリアル体験型脱出ゲームがあるの?

上でリアル体験型脱出ゲームは「部屋に閉じ込められてもらう」「部屋から脱出できればクリア」と書いていました。が、実は部屋に閉じ込められなかったり、クリア条件が「部屋から脱出」以外だったりするパターンもあります。
パターンとしてはだいたい以下の通りです。
■ルーム型
 ○概要   :部屋に閉じ込められ、部屋の中をくまなく探索して謎を解くパターン。「脱出しないと死んでしまう」「脱出のチャンスは今しかない」等の設定があります。
 ○人数   :1回最大10名程度。6名や4名で行うものもあります。(参加自体は1人から可能です!)
 ◯所要時間 :謎解き時間は60分(説明・解説合わせて100分程度)が多めですが、謎解き時間が30分のものもあります。
 ○クリア条件:部屋から脱出できればクリア。
 ◯例    :誘拐された部屋からの脱出(SCRAP社)

(引用:YouTube SCRAPチャンネル「「誘拐された部屋からの脱出」CM」)

■ホール型
 ○概要   :そこそこ大きいホールに集まり、グループごとにテーブルの上で謎を解くことがメインですが、謎を解いた結果ホールを歩くこともあります。
        危機的状況に置かれているところから物語が始まる等の設定があります。
 ○人数   :1グループ6名程度。(ホールには10~20グループ程度集まります)(参加自体は1人から可能です!)
 ○所要時間 :謎解き時間は60分(説明・解説合わせて100分程度)が多めです。(謎解き時間が30分のものは見かけたことがないかも。)
 ○クリア条件:危機から脱することができればクリア。
 ○例    :5つの巨人からの脱出(SCRAP社、新劇の巨人コラボ)

(引用:YouTube SCRAPチャンネル「リアル脱出ゲーム×進撃の巨人 The Final Season 「5つの巨人からの脱出」CM」)

■周遊型
 ○概要   :謎解きキットを購入し、キットを買った街をスマートフォンを使って歩きながら謎を解きます。危機的状況に置かれているところから物語が始まる等の設定があります。
        街をぷらぷら歩くことができるので、個人的に好きです。
 ○人数   :1~何人でも。(大人数だと歩きづらくなるので、数人くらいがちょうどよいかも)
 ○所要時間 :2~3時間程度(謎の量が多い・難易度が高いということではなく、歩いて移動する時間がほどほどにかかるイメージ。休憩とかするともっと時間かかります。)
        1日ひま!というときには超おすすめ!
 ○クリア条件:危機から脱することができればクリア。
 ○例    :闇金帝国からの脱出(SCRAP社、おそ松さんコラボ)

(引用:YouTube SCRAPチャンネル「リアル脱出ゲーム×おそ松さん「闇金帝国からの脱出」」)

■オンライン型
 ○概要   :ホール型をオンライン(Zoom)でやるイメージ。オンライン型でしかやっていないものも多くあります。
 ○人数   :1グループ6名程度。(全体で5グループ程度集まることが多いです)(参加自体は1人から可能です!)
 ◯所要時間 :謎解き時間は60分(説明・解説合わせて100分程度)が多めですが、謎解き時間が30分のものもあります。
 ○クリア条件:-(ものにより異なるため省略)
 ○例    :呪い鏡の家からの脱出(SCRAP社、五味弘文氏コラボ)

(引用:YouTube SCRAPチャンネル「オンラインリアル脱出ゲーム「呪い鏡の家からの脱出」CM」)


開始~終了までの流れは?

リアル脱出ゲームの開始~終了までの流れはこんな感じです。
【流れ】
1.行きたいリアル体験型脱出ゲームを探す。
2.ネットでチケットを買う。(当日券がある場合もありますが、事前に買っておいたほうが安全です)
3.現地に行き、会場へ入る。
=====ここからリアル脱出ゲーム始まり=====
4.物語・ルールの説明をよく聞く。
  →リアル脱出ゲームにはだいたい物語があるので、その物語の説明や、していいこと・ダメなこと、触っていいもの・ダメなもの、等の説明があります。
  →ルールを守ることはもちろんですが、物語は脱出するための重要なヒントが隠されているのでちゃんと聞いたほうがいいです。
  →名探偵コナンや新劇の巨人等、コラボ脱出もありますが、それも物語の説明をしてもらえるので、原作をあまり知らなくてもちゃんと没入できます。
5.小謎を解く。(序盤)
  →比較的簡単です。
6.中謎を解く。(中盤)
  →ちょっと難しいです。小謎を使ったりすることもあります。
7.大謎を解く。(終盤、脱出成功へ直結する謎)
  →とても難しいです。ひらめきがないと解けません。
   物語の説明、小謎や中謎に解くためのヒントがあることが多々あります。
8.解説を聞く。
  →解けなかったときは、ひらめかないといけない部分の解説で「あぁ~~いやらしいなあ~~」って毎回なります。
  →解けたときは、ルーム型だと解説がないこともあります。ホール型は解説が終わるまでドキドキです。
9.宣伝タイム。
  →解説も終わった後に他のリアル脱出ゲームの宣伝タイムがあります。
  →「あーこれ面白そうだね。今度これやろうか。」みたいな会話にもなったりならなかったり。
=====ここでリアル脱出ゲーム終わり=====
10.次回のリアル脱出ゲームのチケットを買う。
そして3に戻る。(以下ループ)

そんな感じです。
初めての人でも恐れる必要はありません!


どこでできるの?

リアル体験型脱出ゲームを日本で一番展開しているのはおそらく株式会社SCRAPで、以下に拠点を構えています。

リアル脱出ゲーム札幌店(北海道札幌市)
リアル脱出ゲーム仙台店(宮城県仙台市)
東京ミステリーサーカス(東京都新宿区)
リアル脱出ゲーム原宿店(東京都渋谷区)
リアル脱出ゲーム吉祥寺店(東京都武蔵野市)
リアル脱出ゲーム浅草店(東京都墨田区)
リアル脱出ゲーム下北沢店(東京都世田谷区)
リアル脱出ゲーム東新宿店(東京都新宿区)
リアル脱出ゲーム横浜店(神奈川県横浜市)
リアル脱出ゲーム名古屋店(愛知県名古屋市)
リアル脱出ゲーム京都店(京都府京都市)
リアル脱出ゲーム大阪心斎橋店(大阪府大阪市)
リアル脱出ゲーム大阪恵美須町店(大阪府大阪市)
リアル脱出ゲーム岡山店(岡山県岡山市)
リアル脱出ゲーム福岡店(福岡県福岡市)
(出典:株式会社SCRAP リアル脱出ゲーム 店舗紹介

北は北海道、南は福岡まで、全国的に拠点を置いていますので、これを読んでいる皆さんの近くにもあるかもしれないです。

SCRAP社以外にも、下北沢に拠点を置いているタンブルウィード(グリーンダイス社)等多くの会社・団体でリアル体験型脱出ゲームを制作していますので、ぜひ皆さんの近くでも探してみてください。脳汁ドバドバできます。


おすすめのリアル脱出ゲームはこれだ!

上の「どんなリアル体験型脱出ゲームがあるの?」で例にあげたリアル脱出ゲームはおすすめです!
他にも、ということで3つほど以下で紹介します。


Escape from The NINE ROOMS 止まらない豪華列車からの脱出
 おすすめポイント:9つの部屋から脱出しないといけないという1度で9度おいしい的な謎解きができる!(9つ目の部屋はちゃんと難しいです!)

(引用:YouTube SCRAPチャンネル「「止まらない豪華列車からの脱出」CM」)

Escape from the RED ROOM
 おすすめポイント:この謎解きは紹介動画(CM)がないので、以下にストーリーを引用したのですが、そこにも書いてあるとおり、パズルも暗号もないので他のリアル脱出ゲームとはだいぶ毛色が異なります。『ひらめき』に特化したリアル脱出ゲームであり、小さいお子様とも一緒に楽しめるリアル脱出ゲームかと思います。(実際に私が参加したときも小学生くらいの方が参加していたような記憶があったりなかったり)

ストーリー
あなたは突然ある部屋に閉じ込められる。
そこにはパズルや暗号はない。
ここにあるのは、謎めいた道具、統一された色で作られた壁、そして開かない扉。
もしあなたが言葉を一切話せないとしても、この謎は解き明かすことができる。
あなたは自らの手でこの部屋の扉を開け、ここから脱出しなくてはならない。
「本当にリアルな脱出ゲーム」がここにある。
(引用:株式会社SCRAP リアル脱出ゲーム「Escape from the RED ROOM」)

地下謎への招待状2019
 おすすめポイント:東京に住んでいる方・仕事している方は東京メトロを使うこともあるかと思いますが、乗り降りする駅ってだいぶ限られたりしますよね。なんなら実際に駅の外に出てその街を歩く駅は本当に限られていると思います。
この地下謎では様々な駅に移動して、駅の外を歩きながら謎を解いていきます(A駅着→A駅の外(街)を歩いて謎を解く(解いた結果B駅へ誘導される)→B駅へ移動、のような流れ。)。身近で、でも実はよく知らない駅・街を知りながら、謎も解けるということで非常におすすめです。
なお、タイトルに「2019」と書いてあるとおり、毎年開催しているものなのですが、コロナ禍で2020年分は開催見送りとなっています。

(引用:YouTube SCRAPチャンネル「「地下謎への招待状2019」30秒CM」)

それでは皆さんよいリアル脱出ゲームライフを!!!

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