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日々のことり/アルジャーノンに花束を

※長い文章になってしまいました。
これは「アルジャーノンに花束を」の内容を書いた記事では無く、日記と装画についてとりとめもなく綴ったものです。


日付が変わってしまいました

昨日は自分の誕生日で、
ケーキでも‥と思っていましたが足は書店へ

子どもの習い事を待つ間に急いで
でも心は ルンとして。

歩きながら好きな作家さんの新作か、
絵本にしようかなと思っていたのですが

書店で面置きされた本の文字にハッとして、
手にしたのはダニエル・キイスの
「アルジャーノンに花束を」でした。


この本は何度か読んだことがあるし、
実家にもあります。
なので買う必要無いといえばない‥

でも何故か手から離れず
他にも色々見てみようと本屋さんをぐるりして読みたい本がたくさんあるのにどうしても今また読みたい!となり、なぜか今の自分に必要な感覚があったので、今年の自分へはこの本を贈りました。

そしてバタバタと子を迎えにいき家のことをして
子どもが寝たので仕事して、そうしたらあっという間に深夜2時になっていました。
ですがどうしても読みたい気持ちが抑えきれず読みだしたらもうあっという間

そして読了後これを綴っています。
何をしているのやら



私がはじめてこの本を読んだ時は
中学生だったと思います。あれから何年も経ち再読してみて、話の大筋は覚えているのですが細かな内容はすっかり忘れていたのでびっくりしました。
翻が変わっているのと自分の年齢が変わっているのもあり、改めて読んでみてよかったと思いました。

有名なお話ですし、内容には触れません。
ですがこのお話はハッピーエンドでもバッドエンドでも無い、例えようもない、なんともいえない唯一無二の(読む人によってきっと捉えた方様々ですが‥)そんな読了感ですが、

この新版の表紙は柔らかく幸せそうな眼差し
から描かれたようなほっとするそんな絵ですね。

アルジャーノンのいる天国のようにも
チャーリィーの視点から見える世界のようにも
様々に見える‥ 
全く主張していなくて、お話を心から大切に描かれているのだなと読了後に思いました。

実は書店で手にした時はこの新版の絵の印象がとても薄く、大きな「アルジャーノンに花束」をという文字に手が伸び購入に至りました。
帯を外し、よくよく見てみたら 余白と余韻が
あるなんて素晴らしい絵だろうと思いました。
写真だと伝わりませんが、滲んだささやかな青がところどころに入っていてそれは涙で滲んだ中で見えた世界のようにも思えて、ぐっときました。


 世界中で愛されている「アルジャーノンに花束を」
の装画を描くということ、多大なプレッシャーだったかと思いますが、その物語の世界をこわさない
で優しく包むということを体現された素晴らしい装画とデザイン‥色々と考えさせられ学びになりました。

さてここで、これまでの歴代の「アルジャーノンに花束を」の装画を見てみたくなりました
 ↓

みなさんはどの装画が好きですか?


新版は今年の2月に49刷だそうです。
これからもきっとこの物語はたくさんの人に読み継がれていくのだろうな、と改めて思いました。



さて、もう朝になってしまいました

ここに今年の抱負など記録として書けたらと
思っていましたがやめます。

本を読んだあとに
なぜか桑田さんのほととぎすがずっと頭に
流れていて、
ヨルシカの「アルジャーノン」という歌が
ありますがそれではなく。  



星の瞬きより儚い人生と君と出会って覚えた

メロディーも歌詞の全てが完璧で、
桑田さんうまれてきて音楽をしてくれて
ありがとうと思いました

なぜかほととぎすで締めくくる今日の日々のことり
でした。

ではまたみなさんお元気で!




追記

友人や家族、そしてSNSで繋がっている方や
こんな文章をここまで読んで下さる方に心から感謝でいっぱいです。
ここ数ヶ月は公私ともに余裕が無くSNSやnoteも
あまり更新せず見にも来れずでしたが、
気にかけてくれる方がいることと感謝の思い
忘れずにまた制作の糧にしていきたいなと思いました
ということをここに忘れないように残しておこう。

ありがとうございました!

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