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向かなくても成長する

 人前に立つことが苦手だった。
 自分が前に立つとなると、お腹が痛くなるような子どもだったし、上手く言葉が出てこない。人前に立たなくていいように過ごしていきたいと思っていた。

 けれど、今日の仕事でも人前に立っていた。
 こんなはずではなかったのだ。

 しかし、場数をこなすことである程度慣れは出てきた。以前は緊張して、表に立っている時はずっと力が入っていたけれど、今日は自然体に近い形で過ごせた。疲労感もさほど感じていない。

 絶対に自分には向かない仕事だと今でも感じている。けれど、向いてる向いてないの判断をしているのは自分なので、それもまた思い込みの1つなのだろう。向いていようが向いていなかろうが、やっていく中で大なり小なり成長があり、進歩していく。あとはやるか、やらないかの決断があるだけだ。

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