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裏目に出たら、かえりみる

 5月から3回ほど銀行に行く用事があった。混雑を避けるために来店予約をすることになっていると言われたので、ネットから来店予約をする。すると、しばらくして銀行から電話がかかってくる。用件を聞かれ、当日必要なものについて言われる。

 これ、なんだかなぁ……と思ってしまった。

 便利に見えるようで、なにも便利になっていない。
 お金を扱うために銀行での手続きが複雑になっているのはわかる。印鑑やら書類やら、やりたいことによって持ち物が変わるのも理解している。スタッフの人達も結局毎回電話しなきゃいけないなら、労力が増えているだけだ。

 けれど、良かれと思って始めたことが裏目に出るって案外あるよなと思った。

 お店のPRのためにSNSを始めたけど、SNSの更新に時間を取られるようになって、サービスの質が落ちるとか。あるいは全然更新しなくてブランドイメージが落ちる。

 もちろん打つ手が全て功を奏するわけではない。ただ、上手くいかない時にそれを止めたり、手を変えてみる決断ができるかどうかが分かれ目だと思う。そして、その決断をするためには自分(達)にとってなにが大切かを把握しておく必要があるだろう。

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