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言葉の再定義

僕は「人脈」という言葉があまり好きではありません。

勝手な意味づけですが、そこに利害関係の匂いを強く感じています。利害が悪いわけではないですが、人と人との関係は自分の役に立つか立たないかという視点だけではないだろう。そんな想いがあります。

今日は困りごとの相談を受けていて、いくつかのうち僕が解決できるものはありました。
しかし、中には自分が苦手なこともお願いされました。難しければ別の人でもいいと言われたので、候補となる人を挙げました。

その時、ふと「これが人脈か」と思いました。
おそらく5年前の僕であれば、だれも紹介できる人がいなかったでしょう。
しかし、今は「〇〇のことなら、この人!」と身の回りで紹介できる人がいます。僕に直接的なメリットはなにもないけれど、困っている人とそれを解決できる人をつなぐことができる。

自分を中心とした人脈ではなく、大きな人脈の通過点として自分がいる。そう考えると拒否感は薄れました。

だからといって積極的に使っていこうとは思いませんが、自分で物事への意味づけを変えていく作業は好きを増やし、嫌いを減らしていく作業なのだと感じました。

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