不確定をたゆたう
不確定は人の感情を増幅させる。
不安は膨れ上がり、ありもしない悲劇が起こるように錯覚させる。
期待は願望を吸い込んで、絵に描いた餅を食べた気にさせる。
はっきりしないがゆえに、どうとでも解釈できる。その人の志向性によって振り切れてしまう。
けれど、多くの場合、どちらも現実とは異なってしまう。
だから保留し、不確定に立ち止まることが鍵になる。
わからないことを「わからない」と認める。
そして、未知をスタートとした上で、試行錯誤を始める。
そうすれば、結果が出た時も右往左往せずに、起こったことを受け入れられるだろう。
読んでいただきありがとうございます。 励みになります。いただいたお金は本を読もうと思います。