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安心して絶望

やっぱり生きていると大なり小なり山があって、どん底にいるように感じる時期があります。 自分以外の人が輝いて見え、くすんだ自分の日常に絶望する。

けれど、その絶望を知っておくことは僕達を後々助けてくれるんじゃないかと思うのです。「あの時と比べればマシ」だと楽観できる。他者の絶望に共感し、優しくなれる。

それは人としての豊かさに繋がっていく。

そして、絶望は案外余裕があるからできることだったりします。自分の命が脅かされた時、絶望している暇なんてなく生きるための行動を起こすからです。

だから、生きる気力だけは失わないようにしながら、僕達は安心して絶望していけばいいのだと思います。

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