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1人でやらなくていい

 この週末から今日まではよく話し、よく聞き、よく笑った日々でした。

 自分の思っていることを相談し、相談され、色んなことが変容し、進んでいく様を見られるのはとても嬉しいことです。

 僕は自分のことを凡人だと思っています。そこに驕りも卑下もありません。
 けれど、凡人であるからこそできること、得られるものってたくさんあるなとしみじみ感じています。

特別であるとは孤独なことである

 芸術家とは「他の人がやらないことをやる人」だと思っているのですが、そうした「特別な人」はしばしば孤独につきまとわれることになります。

 なぜなら、他にやる人がいないということは共感をしてくれる人がいないからです。

 同じように、スポーツにおけるトップアスリートもしばしば孤独になりがちです。誰もが羨むような地位と名声を手に入れても、麻薬に手を出したり、お酒やギャンブルに溺れる話を聞いたことがあるでしょう。

 もちろん、全ての芸術家や超一流のアスリートがそうであるとは限りませんが、横に並ぶ人がいなければ、その位置だから感じる喜びや苦悩を実感を伴って理解してくれる人はなかなかいないでしょう。

 だから、孤独に耐えうる力というのは心のしなやかさを保つ上でとても重要な要素だと思います。

凡人だから相談できる

 僕は自分のことを凡人だと思っていますが、それは自分がやりたいと感じていること、閃くアイディアがあっても、だいたい前例があったり、他の人も同じことを感じているからです。

 そこに悔しさを覚えないと言ったら嘘になりますが、同時にすごくありがたいことでもあります。

 だって、自分1人でやらなくていいのだから。

 同じようなことを思っている人がいるなら、その人に話を持ちかけ、意見をもらい、協力できるところは手を合わせていくことができます。

 自分とは違う視点から語られるアイディアをもらえるので、とても有用で助かります。そのおかげで1人でできないことができます。

 この夏はいくつかのイベントやWSの主催や運営に関わらせていただいているのは、様々な人の協力があってこそです。ただひたすらにありがたいと感謝するばかりです。

 その中の1つとして、7/29に劇場でワークショップをやらせていただきます。

 ここで、表に立つのは僕1人です。
 けれど、その裏では何人もの人が協力してくれています。

 だからこそ、僕は自信を持って言えるのです。
 ただひたすらに面白いから、ぜひ来てください〜!


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