発想を逆転する力
昨日映画館に行ったら、見慣れぬ箱が3つ置かれていた。電話ボックス2個分くらいの大きさで、曇りガラスが張られていた。
ハコカラと名づけられたそれは、映画の待ち時間に1曲100円でカラオケができるらしい。2人くらいまでは入れるので、カップルや友達連れで歌っている人が意外といた。
これ考えた人は本当に凄いと思った。
意外と待ち時間は持て余している人もいるので、1曲単位で時間調節もできる。主目的は映画を観にくるわけで、行列になることもないし、埋まっていても諦めがつく。
いくら防音技術が発展したところで、完全防音には密閉性がいるからカラオケを施設の外に出す発想がなかった。でも、音を出さないんじゃなくて、気にならなくすることはできる。映画館は常時コマーシャル映像・音声が流れているので、人が歌っていても気にならない。
損をする人を出さないアイディアって本当に尊敬する。
そして、いかに自分がまだまだ固定概念に晒されているのかと思い知らされた。
世の中には、本当に面白いことを考える人がいる。そういう発想を見習いたい。アイディアノートみたいなのを作ってみようと思った。
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