毎日できる型作り
なにやっても続かない。
そうやって嘆く人は結構いて、三日坊主を繰り返した僕としてはとても共感を覚えると同時に、もったいないと思ってしまう。
それは、その人の資質とか能力の問題じゃないから。
正確には、持って生まれたもののせいにしてしまったらできることがない。だから、そういう風に考えるのが不毛でしかない。
じゃあ、どう考えたらいいのか。
型のせいにしてしまう。
つまり、続けられる型ができあがっていないから続かない。だったら、その型を整えたら続けられるようになるはずだ。
たとえば、毎日運動するという習慣を始める時に、「いつ?(朝)」「なにを?(歩く)」は気にしているのに「どのように」の部分が抜けている人が多い。目覚ましや運動着を準備しておくといった環境整備をしているけれど、どうやって続けるのかというと「頑張る」となってしまう。
実際、毎朝歩くのは意外とハードルが高い。
なぜなら、天候の影響を受けるから。大雨や台風、雪などが降っていると一気に萎えるのではないだろうか?
「天気が悪いから仕方ない」は最高の言い訳になる。
だから、自分以外の要因を極力排除するようにする。そして、極端にハードルを下げる。できると思っている10分の1くらいにする。
「こんなこともできなかったら、自分で自分を笑っちゃう」と思うくらいにシンプルに、容易にする。
そういう型ができあがると、できたもできなかったも全部自分に責任が集約されるようになる。そのおかげで、格段に僕は習慣を続けられるようになってきた。
全ての人に最適な方法ではあるとは断言できないけれど、言い訳が大好きな人には少なからず有効だと思っている。
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