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失敗を受け入れる素直さ

今『失敗の科学』という本を読んでいます。

 タイトルの通り、「失敗」に関する本なのですが、失敗する理由についてではなく、失敗からどう学ぶかに関する内容となっています。

 事例を交えながら論理的に語られていて興味深いです。失敗はだれにでも訪れます。それは頭の良し悪しとか、システムをいかに整えても人間が関わっている以上、変わりません。

 だから、失敗しないようにするよりも、いかに繰り返さないかが大事になってきます。本書を読んでて何度も思うのは、「素直さ」の重要性です。同じ失敗をしないためには、その失敗を受け入れなければいけませんが、それができないことで、問題がややこしくなっている事例ばかりです。

 実際、自分や自身の所属する集団の非を認めることって、難しいです。非難される可能性は高く、今まで築いた信頼を失ってしまうからもしれない。その最悪の想像をした時に、「認めない」や「隠す」という選択をすることは、別に不思議でもないです。

 けれど、それを素直に認めた先にこそ、自分の変化があるのでしょう。ここら辺はU理論のプレゼンシングにも繋がるところかもしれません。

 もう終盤に差しかかりますが、続きが楽しみです。

読んでいただきありがとうございます。 励みになります。いただいたお金は本を読もうと思います。