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特別対談「大好きな小沢健二さんと柴田聡子さんについて語りたい」菅小里隆氏×桐山もげる


※この記事はZINE『100mをありえないような速さで走る50の方法』第2集に収録しています。ご購入の際はご留意ください。

みなさんこんにちは、桐山もげるです。
先日、素敵な記事(注)を寄稿していただいた菅小里隆氏と対談をしてきました。その様子を文字起こししてお伝えいたします。
題して「大好きな小沢健二さんと柴田聡子さんについて語りたい」です。
(注)下記の特別寄稿「小沢健二さんと柴田聡子さんの歌詞に宿る天使の力」です。

対談:「大好きな小沢健二さんと柴田聡子さんについて語りたい」

〈はじめに〉

桐山もげる(以下、「も」):
 どうも、こんにちは。
菅小里隆(以下、「菅」):
 どうもー。これ、録音してるんだよね。
も:そう、それを後で文字起こしする予定。
菅:そうなんだ。俺、自分の録音した声聴くの嫌いなんだよなー。
も:あー、僕も最初は抵抗あったな。変に高い声に聴こえたりするよね。
菅:そうそう、なんか、好きになれない。自分の声が。
も:えっと、先ずは僕らのつながりについてから話し始める?会ったのは東京だったよね。
菅:そうそう。全然音楽の関連じゃないイベントで、全員ほぼ初めましてで、その場にいる人たちで名刺交換するという流れになり、桐山くんと俺が同じ業界の仕事してるってわかってね。
も:いろいろ話しているうちに、聴いている音楽の趣味も近いことがわかって。その日のうちに柴田聡子さんと小沢健二についての話をしたんだっけ。
菅:そうだと思う。
も:なんかね、僕もそうだし菅くんもそうだと思うけど、あまり周りで「小沢健二」「柴田聡子」の話ができるひとがいなくて、どっちかだけでもありがたいのに、両方話せる人はそんなにっていう。
菅:そうそう。俺も探せばいたんだなって思ったよ。

〈柴田聡子さんと小沢健二さんとの出会い〉

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