京都西陣・お気楽着物コーデ(20200626)~暑苦しいウールをなんとか涼し気に着たい~
こんにちは、kiritsuboです。
まずはコーデのご紹介。
コーデの詳細はあとに書いてます。
今回のコーデはちょっとこの季節としては普通やらない組み合わせです。
1.2020年6月26日の着物コーデ。
2.当日の天気
この日は雨でした。
最高気温 32.6度、最低気温 24.9度
かなり暑かった。でもクーラーしてたのでOK。
家の中で着てたので関係ないのです~
そやけど着るときはちょっと暑かったですね。
3.着物
価格:500円(アンティーク)
購入先:知り合いの帽子デザイナーさん。
たまたまアンティーク着物の販売会したはったので、行ったら安かった!!
ウソみたいなお値段で買えました。
素材:ポリエステルかなと思ってましたが、薄めのウールでした。まぁ季節ギリギリってとこですかね。家にいるのでまぁいいか、ってところでw
丈:ちょっと短めですが、無理せず着られる身丈です。
今度から寸法測りますね。
色柄:可愛すぎる。オババ用ではありませんが、家の中なので気にしません。
黒地に全体に白のしぶきがかかったような柄。緑・朱・黄土色・白の亀甲。亀甲の中の柄は七宝やったり青海波やったり。かなり派手やと思ってますが、気にしない人はそれでいいです。着物って結構柄は年配の人のでも、パーッと晴れやかな柄が多いですしね。
4.帯
価格:たしか8000円くらい(アンティーク)
種類:絽の袋名古屋帯。夏用です
色柄:金糸と薄い緑色、灰色の柄が入っています。
5.帯揚げ
価格:これも3枚まとめて5000円のやつ。1500円くらい。
でも良い縮緬ですよ。手触りがとってもいいです。
色:鶸(ひわ)色(緑)。5月から6月、よ~く使います。
6.帯締
価格:10,000円ぐらい。
うちの店の商品。
色:白と鶸と暗いお抹茶色。
組み方:吊り四つ。
糸持ちの細いほうが目立たない色なので、一見四つ打ちに見えます。
丸紐は締めやすい!
7.下着
肌襦袢と絽の薄い長襦袢(ポリ)。普通丈なので裄丈もそのまま。
補正はウエストと胸周り。
8.コーデの工夫
着物にいろんな色が入っているので、とても合わせやすいです。今回はこの季節、新緑から本格的な緑の季節に入るので、緑を前面に出しています。
ホントならこの季節には着ない着物で、暖色系の色が多いです。そやしちょっと暑苦しくなりがちですね。でもどうしても今のうちに1回着ておきたかったんです。
6月終わりということで、そろそろ薄物でもええ季節。このままやと重いので、白の帯を合わせました。薄物に合わせる感覚で絽の帯にしてます。これで軽くなったかな?
帯締は他の着物でも合わせにくい部類の物。帯締に大きな色の変化があると使うの難しいです。でも、今回は帯の柄が少なく単色に近いので、このくらい柄があってもうまく合います。帯揚げに合わせていますし、着物の中にも同じような色が入ってるので溶け込みますね。
帯揚げは定番ヘビロテの緑です。この季節はずっと使う。その代わり、秋は使ったことないです。
9.全体の感じ
はい、これも
ポリ着物でも
「ちょっとええもん着てます」からの「おすまし」。
この季節にちょっと暑苦しめの着物を選んでみたんですが、私はこういった柄の薄物が欲しいなぁって思ってます。いっそのこと、こんな柄の浴衣やったらよかったなぁと。浴衣の柄って決まってるでしょ。着物みたいに着られる浴衣が欲しいんです。着物柄やったら昼間着てても「やいやい」文句言われへんし、夏帯と合わせて着てみたい!
ラジオも聞いてみて下さいね。
この回は「京都の災害史」についてしゃべってます。
ちなみにポッドキャストは、3カ月で消えます(と聞いてます)。
https://radiomix.kyoto/episodes/episodes-20082/
10.全部でおいくら?
今回は18,000円。
これも帯締代が占めているので、帯締が1,000円やったら11,000円。安いですよ。
コーデの参考になりますように。
次回のコーデは
前回のコーデは
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