見出し画像

書けないときにどうするか?

これから、実際にどう作品を書くか。
詩を書いてどう言われたか等を書いていきます。

詩だけに留まらず、雑記・日記・エッセイなど文章全般の参考にもなれば幸いです。


書くものがない

THE・あるあるです。
この場合は毎日の感想文から書いてみることをオススメします。
良い生活詩はフィクションに勝る、と言われます。
無理に理屈でこねくり回してしまうよりも、
実感のこもった良い詩が書けると思います。

推敲を丁寧に

何か物が出来たら、丁寧に推敲を重ねることが大事だと思います。
「(繰り返しを狙っていないのに)同じ言葉が何度も出てくる」
「文法的に不自然」
実際、声に出して何回も読んでみることが大事なようです。
作品に対する客観的な態度が大切です。

テーマを一つにしぼる

どの視点で詩を書くか、どこかへ焦点を当てるということです。
1つの詩で言いたいことはあくまで「1つ」まで。
沢山、つめ込みすぎると詩の体が崩れます。
毎日の感想文から詩を書いてみよう、と言いましたが
「朝にこれをして昼にこれを……」と色々なところに話が飛んでは読者はついていけません。推敲の段階で絞る、削るという勇気を持ってください。

作品そのものに書いているもので勝負

読者は作者の背景なんて知ったことではありません。
わからせるように、推測させるように書くことは基本です。
結果、読者に自分と同じように「感じ」させられるように。
あくまで、書かれたものが全てなので、言葉の使い方、表現も考えさせられます。

発展させる

出来た生活詩にフィクション(虚構)を入れることによって、
より真実味が増します。不思議に思われるかもしれません。
なぜ「嘘」を入れることによって真実味がますのか?
それは、より作品の完成度を高めるための書き手の技術です。

思い浮かぶまま書くだけではエッセイになってしまうので、
より詩にするにはこの方法が有効です。
描写だけ、感想文だけ、では「詩」としては退屈な作品で留まってしまうかもしれません。

まとめ

・書くものがなければ、まず生活を書く
・丁寧に推敲する
・その際、テーマを一つに絞っていく
・虚構を交えて発展させる
・その場で書かれている世界(詩一つ)で勝負する

以上です。
詩や文章を書いてみようという人の参考の一助として書きました。
しかし、これは文章を書こうとする全てのことにも共通するのではないかと思い始めました。

次回は、その点も踏まえ、人が「面白くない」と感じるものは何なのか、
ということを掘り下げて書いてみようと思います。
「面白くない」という視点を自らもつことで、文章の推敲のレベルが一気に上がると考えています。詩に限らず、言語表現をしようと思っている方は振り返ってみてはいかがでしょうか。


こちらの活動拠点はNPO法人となります。頂いたサポートは全て福祉団体の活動費となります。よろしくお願いいたします。