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「勉強の苦手な子は、なぜ勉強が苦手なのか」シリーズ

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勉強の苦手な子/得意な子にはどういう違いがあるのか…?10年間の塾講師経験と7年間の塾経営経験から、子どもの「苦手」パターンを5つに分類して説明します。 ■勉強が「苦手」とは、…
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#漢字の覚え方

勉強の苦手パターン① そもそも「覚えようとしていない」(≠やる気がない)

(この記事は約5分で読めます) このパターンについて、「漢字テストに合格するまで帰しません!」という学習塾の事例を使って説明してみます。 授業後の漢字テスト(10問)で不合格になったら、間違えた漢字を20回書いてから再テストを受ける。生徒は満点を取るまで帰れないとします。 ここで5回以上再テストになる、つまり同じ漢字を100回書いても覚えられない生徒がいます。 これはどうしてなのか。やる気がない、集中していないからなのか…? →違います。 今まで何人もこういう生徒がいま

勉強の苦手パターン② 覚えようとしているが、方法を間違えている

(この記事は約5分で読めます) パターン①も②も、「テストで漢字を間違える」という結果は同じです。しかし理由はまったく別のところにあり、対応を間違えると解決しません。 ▼このパターンでよく見られる特徴は…・たくさんの漢字を覚えられない(一度に少量、短期間なら覚えられる) ・画数の多い漢字を覚えられない(「薬」「燃」など) ・一度覚えてもすぐに忘れてしまう ・「へん」など部首を間違える(「銀」と「眼」、「住」と「往」、架空の漢字を作り出してしまうなど) ・同音異義語を間違え

勉強の苦手パターン③「覚えた」という感覚がどういうものなのか、自分でも分からない

(この記事は約5分で読めます) パターン①、②とパターン③が同時に起こっていることが多いです。どういうことなのか分かりにくいと思いますので、例を挙げて説明します。 塾での漢字10問テストをイメージしてみてください。テスト終了後のやりとりです。 講師:漢字テストが不合格だった人は、練習後に同じ問題で再テストします。練習の回数は自由です。 覚えたよ!っていう人から私に声をかけてね、再テスト用紙を渡すから。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー (10分間くらい生徒が漢字を練