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「勉強の苦手な子は、なぜ勉強が苦手なのか」シリーズ

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勉強の苦手な子/得意な子にはどういう違いがあるのか…?10年間の塾講師経験と7年間の塾経営経験から、子どもの「苦手」パターンを5つに分類して説明します。 ■勉強が「苦手」とは、…
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2021年12月の記事一覧

小中学生向けの学習塾を経営してみて分かったこと

7年前に小中学生向けの学習塾を開業してから、毎日ずっと「子どもたちの学力を伸ばす、普遍性の高い方法はないだろうか?」と考え続けてきました。 その結果、この問いに自分なりの答えが出せるようになったと感じています。 勉強の苦手な子は、なぜ勉強が苦手なのか?そこでこれから、勉強の苦手な子は、なぜ勉強が苦手なのか?というテーマでブログを書いていこうと思います。 子どもたちを観察してきて、いわゆる「勉強の苦手な子」と「地頭の良い子」との間には、暗記・思考・理解の方法に違いがあること

勉強の苦手パターン① そもそも「覚えようとしていない」(≠やる気がない)

(この記事は約5分で読めます) このパターンについて、「漢字テストに合格するまで帰しません!」という学習塾の事例を使って説明してみます。 授業後の漢字テスト(10問)で不合格になったら、間違えた漢字を20回書いてから再テストを受ける。生徒は満点を取るまで帰れないとします。 ここで5回以上再テストになる、つまり同じ漢字を100回書いても覚えられない生徒がいます。 これはどうしてなのか。やる気がない、集中していないからなのか…? →違います。 今まで何人もこういう生徒がいま

勉強の苦手パターン② 覚えようとしているが、方法を間違えている

(この記事は約5分で読めます) パターン①も②も、「テストで漢字を間違える」という結果は同じです。しかし理由はまったく別のところにあり、対応を間違えると解決しません。 ▼このパターンでよく見られる特徴は…・たくさんの漢字を覚えられない(一度に少量、短期間なら覚えられる) ・画数の多い漢字を覚えられない(「薬」「燃」など) ・一度覚えてもすぐに忘れてしまう ・「へん」など部首を間違える(「銀」と「眼」、「住」と「往」、架空の漢字を作り出してしまうなど) ・同音異義語を間違え