趣味の欄に趣味を書ける喜び
趣味はなんですか?
一番困る質問だった。
好きな男性のタイプは?
旅して一番良かった国は?
の質問も困るが、それよりもはるかに悩まされる質問。
単純に趣味とよべるものがなかった。
没頭できる対象がなかった。
趣味がある人が羨ましかった。
生き生きしている姿をみて、私もそうなりたかった。
プロフィールや履歴書を書く時、必ず手が止まってしまっていた項目。
映画鑑賞、音楽を聴く・・・
苦し紛れの回答。
書いたものの、納得感がまるでない。
全く腑に落ちていないが、それしか書けない。
私が思う趣味とは、我を忘れて没頭できるもの、それをやらないと発狂しそうになるほど、精神状態がおかしくなることを指す。
今まで趣味の項目に私が書いていたことは、だいたいの人が日常生活のなかでやっていること。
それをしていなかったとしても、私の精神状態は大きく乱れることはない。
趣味というよりもただの娯楽。
誰もがやっていることで、私だけのスペシャルなことではない。
でも今は違う。
声を大にして言える趣味がある。
それをやっていないと精神状態がおかしくなる。
それをやっていないと発狂しそうになる。
これは立派な趣味。
私が定義している趣味だと確信している。
趣味の項目をみつけたとき、これまでの私は手が止まっていた。
誰かに、趣味は?と聞かれると答えられなかった。
でも今は違う。
声を大にして言える。
プロフィールに迷うことなく書ける。
世界一、最速で趣味を書ける。
趣味は何か、と問われてすぐに答えられる喜び。
私だけのスペシャルなものがある。
もう趣味という言葉に悶々とすることはない。
私にはやりたいことがしっかりとあるのだ。
時間もお金も惜しまない。
仕事よりも優先。
そればかり考えている。
夢や目標もある。
生きる原動力。
死ぬまでやっていたいこと。
趣味があるってこんなにも素晴らしいことなのですね!
趣味があるってこんなにも人生が楽しいのですね!
趣味に生きる女、
虚しい、
結婚できない、
独身まっしぐら・・・
おだまりっっ!
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