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【 響け~La mia voce~】ろう難聴者のこえ 軽度難聴・教員の立場から、手話(日本手話、手指日本語)、口話、音声、補聴器、手話歌、ろう難聴児教育、聴覚障害教員etc…当事者の思いを発信したいと始めました。〘Mail〙 la.mia.voce.2023@gmail.com

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  • ろう難聴教職員🔹学習会・研修会のお知らせ

  • 【響け ~ La mia voce ~】ろう難聴者のこえ

    軽度難聴・教員の立場から感じたこと・考えたこと、日常のちょっとした出来事を綴っています。

  • 講演・活動のご案内

    ろう難聴児者に関する講演、活動、企画などの情報を掲載しています。 現在、受付け・開催終了している企画は、【終了】と記しています。

最近の記事

【 藤花塾 】聴覚障害教職員学習

「学校の先生になりたい!」 でも… 聞こえない、聞こえにくい自分が学校の先生になれるの? 授業や教育実習が不安? 働くイメージができない?などなど、 教員を目指しているろう・難聴の大学生、あるいは、教職員の皆さま。 また、ろう教育に関心のある学生、教員の皆さまにお知らせです。 藤花塾 滋賀県湖南市にある、藤花塾は、元聾学校のろう教員が退職後、自宅の離れを改造して始めた勉強会です。 聴覚障害教職員をメインに、いろいろな教職員や学生、福祉関係従事者等が集まり、さまざまな

    • Vol.12 聴覚障害者への合理的配慮(字幕編)

      夏の暑さもやわらぎ、過ごしやすい季節になってきましたね。 暑くもなく、寒くもなく、お出かけするには最高の季節です!!  「よーし、どこかに出かけよう」と思い立った日に限って、 なぜか、やってくる「台風」…笑 そんな時は、自宅で仕事をしながら過ごしています。 私は、普段テレビを見る習慣がないのですが、 仕事の合間に何気なくテレビをつけてみることに… しかし、 これといって見たいと思うテレビ番組がなかったので、 amazon  prime videoを見ることにしました。

      • Vol.11 聴覚障害者への合理的配慮(座席編)

        長い間ご無沙汰しておりました…久しぶりの更新です。 最近、様々な研修会や講座に参加する機会が増え、充実した日々を過ごしています。 私の相棒たち「補聴援助システム、文字おこしアプリ(字幕)」も、毎回フル活動で頑張っています。 時々、私の集中力より先に、相棒が充電切れを起こすこともありますが…、 喧嘩せず仲良くやっています(笑) 研修や講座に参加する際に、”聞こえにくいこと”を伝えると、 「どのように対応したらよいか」 「どの席がよいか」 と運営側の方が訊ねてくれることがあり

        • Vol.10「聞こえるとか…聞こえないとか…」音声の向こう側 編

          皆さんお待ちかねの「聞こえるとか…聞こえないとか…」シリーズ!! 今回は、Vol.10「聞こえるとか…聞こえないとか…」音声の向こう側 編をお送りします。 ある日の授業中の出来事 テスト前に練習問題に取り組むよう説明している最中、A君が急にしゃべりだしたのです。 A君:「せんせー今な、○○先生(担任の先生)が、くしゃみしたよ」。 私:「え゛ぇっつ? 隣の隣の教室にいるのに聞こえるの?」 A君:「聞こえるよ。だってな、めっちゃ、でっかいんやで」 私:「へぇー」 すると、

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        記事

          【響け~La mia voce~】番外編 街頭の下の ”みにくいアヒルの子"

          HPページに載せている「白い鳥」のイラストについて、ご質問をいただいたので…今回は「番外編」お送りします。 街頭の下の ”みにくいアヒルの子” アンデルセン童話の『みにくいアヒルの子』は白鳥だったけど、私は本物のアヒル。 鳥は鳥でも「アヒル」は空を飛べない。翼があるのになぜだろう… 「みんなと同じように空を飛んでみたいなぁ」 「鴬みたいに、キレイな声で歌えたらいいのに…」 空を見上げると惨めになるから、いつも下を向いて歩いていました。 「飛べない鳥」はいるけれど、他のみ

          【響け~La mia voce~】番外編 街頭の下の ”みにくいアヒルの子"

          Vol.9 その時 歴史は動いた!Part3 「口話〜発語編」

          その時、歴史は動いた! オトナになってから入った「大学」で知った、衝撃の事実について、いくつかのトピックを立ててお送りします。 Part3は、「発語(発音・発声)」「言葉」についてです。 (私自身は、ろう学校に通ったこともなければ、専門機関にて熱心な口話教育を受けた経験もありません。“口話”それ自体に賛否両論があることは承知で書いています) 手話、口話、音声を使う人…など、聴覚障害者のコミュニケーション方法は、個々によって様々であることは、これまでに幾度なく、お伝えして

          Vol.9 その時 歴史は動いた!Part3 「口話〜発語編」

          Vol.9 その時 歴史は動いた!Part2「口話~読み取り(読話)編」

          その時、歴史は動いた! オトナになってから入った「大学」で知った、衝撃の事実について、いくつかのトピックを立ててお送りします。 Part2は「口話・読話(教育)」についてお送りします。 (私自身は、ろう学校に通ったこともなければ、専門機関にて熱心な口話教育を受けた経験もありません。”口話” それ自体に 賛否両論 があることは承知で書いています) 皆さんは、「口話」あるいは「読話」という、言葉を耳にしたことはありますか? 聴覚障害のある子どもが生まれた時、「教育方針」を

          Vol.9 その時 歴史は動いた!Part2「口話~読み取り(読話)編」

          『ヒゲの校長』映画上映会のお知らせ!!

          「ろう者の文化や手話を知るきっかけを広げたい」 「 言語や文化が違う人達が共存する社会になって欲しい」 との願いからつくられた映画 『ヒゲの校長』映画上映会のお知らせです。 大正末期から昭和初期。 聴覚障害者への教育は、当時主流であった手話から口話法へと方針転換されました。これまで行われてきた手話は、口話の妨げになるからと、聾学校で手話が禁止されました。それに対して異を唱えたのが、当時、大阪市立聾唖学校の校長だった髙橋潔先生でした。本映画は聴者とろう者が手を取りあって、権

          『ヒゲの校長』映画上映会のお知らせ!!

          いつも、noteをご覧くださり、ありがとうございます。 ただいま、仕事・プライベート共に多忙のため、12月まで、「不定期」あるいは「月1回」の更新とさせていただきます。 勝手なお知らせで、申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

          いつも、noteをご覧くださり、ありがとうございます。 ただいま、仕事・プライベート共に多忙のため、12月まで、「不定期」あるいは「月1回」の更新とさせていただきます。 勝手なお知らせで、申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

          Vol.9 その時 歴史は動いた!Part1「声が響いた」

          私は、社会人を経験してから、26歳の時に大学生になりました。 現役で入学した子たちよりも、8歳お姉さんだったけど、年下のカワイイ同級生ともフツーに楽しく過ごせました。 オトナになってから入った「大学」で、初めて知った、数々の衝撃事実について、いくつかのトピックを分けてお送りします。 今回は『声が響いた』 をお送りします。 私は、これまで、フツーに話す人の声が聞き取りにくいために、相手に聞き返したり、聞こえたふりをしたりして過ごすことが多々ありました。 自分は「聞こえに

          Vol.9 その時 歴史は動いた!Part1「声が響いた」

          Vol.8 「聞こえるとか…聞こえないとか…」聴覚 “ショウガイシャ” について

          私事ですが、つい先日のこと、 補聴器の耳栓部分(イヤーモールド)が壊れてしまい、大慌てで補聴器屋さんに駆け込んだのです。 かれこれ6年程使ったので、両耳とも新しく作り直すことになったのですが…この、ちっこい砂利石みたいなもの。なんと、これが 1個 1万円  するのです! 「オーダーメイドだから致し方がない…」と、わかってはいるけど、ため息がでてしまう私をよそ目に、二人の諭吉さんは揚々と旅立っていきました。 さて、話は戻りまして… 私は、音や言葉を聞き取るために補聴器をつ

          Vol.8 「聞こえるとか…聞こえないとか…」聴覚 “ショウガイシャ” について

          Vol.7 新国立劇場「観劇サポート」の体験記

          今回は、Vol.7「観劇サポート」についてお送りします。 「舞台観劇」と言うと「何だか堅苦しいなー」と思われるかもしれませんが… 歌手のコンサートやライブなどの音楽演奏、演劇(オペラ、オペレッタ、ミュージカル、人形劇、能、狂言、歌舞伎、文楽、落語、大衆演劇、バレエ、日舞など)があげられます。 「見ること」「聞くこと」に何の支障もない方は、個々の「視覚」と「聴覚」を存分に用いて、日常とは異なる世界を楽しむことができるでしょう。 特別なその時間を、誰もが同じように楽しむこと

          Vol.7 新国立劇場「観劇サポート」の体験記

          Vol.6「聞こえるとか…聞こえないとか…」ハラスメント編

          今回は、皆さんお待ちかね(笑) 「聞こえるとか…聞こえないとか…」第二弾をお送りします。 エアコンなしでは、生活できないほどの暑さが続いておりますが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか? 私は、仕事に、余暇にと、充実した日々を過ごしています。 新たな出会いを求め、あちこち駆け回っているのですが、私は、「聞こえる人」「聞こえにくい人」に関わらず、初対面の方には、自分の難聴について伝えるようにしています。 大人だけでなく、新年度、初めて担当する学級の子どもたちにも、自分で作成

          Vol.6「聞こえるとか…聞こえないとか…」ハラスメント編

          Vol.5(2/2)聴覚障害者の「情報支援」について

          「情報スムーズ化ツール」 について、以下、それぞれの一長一短をまとめます(私見、ですが !!) ■「字幕」 「字幕」があると、話し「言葉」の聞き取れなかったことを「見て」すぐに理解することができます。 しかし、字幕は「文字情報」という記号に過ぎないので、 話し手の「感情や抑揚」「他人の気持ち」「大事なところ」をそこから読み取ることは、かなり難しくなります。 テレビのニュースなど、単に「情報を得るだけ」の場合は、 特に差し支えないのですが、講演会や学校の講義など、話者が「

          Vol.5(2/2)聴覚障害者の「情報支援」について

          Vol.5(1/2)聴覚障害者の「情報支援」について

          皆さん、こんにちは。 梅雨があけそうで、あけないこの時期。いかがお過ごしでしょうか? 休日は、室内で余暇を過ごされている方も多いのではないでしょうか? 今回は、Vol.5聴覚障害者の「情報支援」について、2回に分けてお送りします。 「聞こえる」皆さんは、 どのような方法で情報を得ていますか? テレビ、ラジオ 、新聞、本、雑誌、SNS、ネットニュース、井戸端会議(笑)…など。 文字情報ももちろんですが、 多くの皆さんは「音声」を用いたコミュニケーションを頻用しており、

          Vol.5(1/2)聴覚障害者の「情報支援」について

          【終了】~イベントのお知らせ~「ようこそ!手話の国のお祭りへ」

          「手話の世界」を体験してみない?! 7月〜8月に三重県総合文化センターのサマープログラム 「アソボ・マナボ・タノシソウブン2023」にて開催されるイベントのお知らせです。 8月6日(日)「ようこそ!手話の国のお祭りへ」 「手話」の国の住人と、「ジェスチャー」や「筆談」でコミュニケーションをとりながら、射的や輪投げなどのお祭り屋台を楽しんじゃおう!という企画です!(詳細は、下記リンクご覧ください) 「小学生向け」の企画ですが、「大人」も入場できます。 私も、スタッフの一員

          【終了】~イベントのお知らせ~「ようこそ!手話の国のお祭りへ」