見出し画像

現在なう日記 046 スキー場

寒波に見舞われたと聞き、急遽スキー場に駆けつける我々一家。

私はスノボを20年以上やっている。
やっていると言っても年2-3回だし何年も空いた期間もある。しかしそうはいっても定期的にずっとやってる。

が。超絶下手くそなのだ。これは運動神経に恵まれなかったから仕方ないのだけど、いつもいつも楽しそうに滑る仲間を見てはせつないきもちになっていた。

去年から我が子がスキーを始めて、初級コースを一緒に降りて行ったところ彼のスピードについていけない自分にめちゃくちゃ焦りを覚えた。夫が見てくれるとはいえ、ついてけないとは!保護者失格ではないか!!

と一念発起しマンツーマンレッスン2時間に思いの丈をぶつけたのです。いかに自分が運動音痴なのか、中でも滑りものが苦手なのか、そしてそんな中我が子3さい(当時)に付き合うにはいまのままではいけないのだ、ということを。背水の陣っぷりが伝わったからかどうか、先生は非常にわかりやすく教えてくれ、その甲斐あって緩いところなら人様並みに滑って降りてこれるようになったのです。

からの本年初滑り。
最初の1.2本こそ怪しかったけれど、いや、そのほかも色々あれだったのだけどそれでも「普通に」何本も滑ることができたんですよ、で気がついた。今までのスキー場での消耗が異常値だったことに。
帰りの高速で広がる疲労感はとても心地よい。いかにも運動したあとですって感じだ。これが先生に教えを乞うまでは、身体中の関節は痛いわ立ち上がれないような疲れだわと一体何をするとこんなことに…という「疲労」だったのだ、そうかそうか、みんなこんなふうに楽しく疲れてたのね、そらたのしいだろうなスノボ。

ということで一言でまとめると「20年以上かけてようやく初級者」なのである。めでたしめでたし。

※写真はスキー場ではなく大雪の時の昭和記念公園です

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?