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妻であり母であった私

毎日毎日ちょっとしたことを後回し、明日やるから…とついつい後回しにしてしまいがちな、名のない家事。私の苦手な名もない家事は詰め替え。シャンプーや洗剤…我が家人数がいるのになぜか私が使う瞬間に空に…なぜ、私の前に使った人、気づいてるよね?なくなっていること!とイラっとする。でも、私も…次の人お願い🤲ってやり過ごす事もある。他の家事はやらざる得ない…と思えているからなのか詰め替えという名もなき家事はやりたくない。

専業主婦をしていた頃、家事なんて誰でもでる、主婦には当然の仕事⁉︎無償の任務⁉︎だと本気で思っていた。嫌とか苦手とか言っちゃいけないような気がしていた。"女に生まれたからには""母なんだから"みたいな…。今思うとバカだなぁと。当時は⁉︎若かりし頃から私自身"女に生まれたからには""母なんだから"と昭和的な女性の感覚。女の役割のように思って生きてきた。だからだと理由にしたいけど元々勉強が好きではなかったし、どうせ結婚したら家事やればいいんだし…という考えもあった。特に秀でる能力も自分にはないと思ってたし。極端に言ったら女の人が前に出るなんて、男の人を立てなくちゃダメ!女がしゃしゃり出るなんておかしい!戦後の日本みたいな考えが何故か私には刷り込まれていた。今から30年も前の事だけど、将来がまだ決まらないからとりあえず大学に行くなんていう女友達がいようものなら当てもないのに親の脛をかじって大学に行ってどうするの?なんて平気で言っていた。今思うと、とても恥ずかしい…いつの時代の考えなんだろう💦ただのやっかみだったのかなぁ(笑)

結婚してからも専業主婦でいる限り家事は当然、育児も妻であり母の私の任務。無償の…真面目だったと思う。やらなくちゃ、弱音なんて吐いている母なんていないだろう、頑張らなくちゃ…と思う日々。でも辛い…家事も全部、育児も全部。結婚して5年くらいまでは頑張れた。結婚した年に長女を出産、新築マンションを購入何もかも新しいピカピカ✨これを維持しなきゃ、一生住む家なんだからと。2人目が生まれ3人、4人…小さな子供がいる部屋を綺麗に使うって大変💦出しては片付け…毎日、朝の早い旦那のお弁当を作りコーヒーを入れて見送り、朝食、洗濯、掃除その間間に授乳だったり…午前中に公園に散歩。帰って昼ごはん、寝かしつけ、寝てる間に…そんな日々。限界…助けて誰か…。弱音を吐いたら、なんだか主婦も母も失格になってしまうような気持ち。でも、もうこれ以上無理、と夫に助けを求めました。

「助けて欲しい、手伝って欲しい」

夫の対応は

「育児は子供達が学校行くようになったらだいたい終わりじゃない、10年、10年頑張ればその後自由じゃん!男は終身で働くんだよ。頑張りな、後ちょっとじゃん!」

何も言い返せなかった。

元々、女は家事、育児が任務と思いやってきた私にとって夫の解答がもっともだと思えてしまったのです。なんだかモヤモヤとイライラと不甲斐ない自分のように思え…悔しくて、でもやるしかない!後何年⁉︎できるのかなぁ。その頃家計のやりくりもなかなか上手くいかず…うまく行くはずないんです、4人も増えたのに給料は上がらないのですから…そのやりくりも相談すると「この歳でこんなに貰えてるのは凄いんだよ、平気年収見てみなよ。それをやりくり出来ないのは君に問題がある!」とも言われ…全てに落第点をつけられ今までの努力が届くどころか言わなければよかったと後悔だけが残る結果に…。

家事、母業とは本当に色々な事を常に把握して動き続けなくてはならない。夫、子供達のスケジュール体調管理、家計の計算、消耗品の補助、環境を整える、自分に目を向けている時間も無く何でもかんでも…これを熟す私、母、妻はかなりの優能力者じゃないかなぁ✨と最近になって思うのです。

母は偉大だ✨続きは次回…



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