POSIWILL CAREER 11回目面談振り返り

ポジウィルキャリア11回目の面談を振り返ります。
10回目の面談が4月でしたので、実に2ヶ月振りとなります。
今回の面談では、新しく始まった仕事で感じている課題感について、トレーナーの杉山さんに言語化をサポートして頂いた上で、アドバイスを頂きました。

採用から現在までの状況

前回から時間が開いたため、状況を整理したいと思います。
まず5月中旬の条件面談で7月の入社が確定しました。
思いの外待機期間が長くなりましたので、引っ越し関係の作業の他には、入社前課題をこなしたり、ジムに通って体力づくりに取り組んだりして過ごしました。
そして現在、7月から新しい職場で働き始めています。

入社後は主に2つの仕事に従事しています。
1つ目はMicrosoft Azureの学習です。
AZ-900(Microsoft Azure Fundamentals)とAZ-104(Microsoft Azure Administrator)の取得を目標に学習に取り組んでおり、取得でき次第東京本社の案件に参加する予定です。
2つ目はセミナー等の資料作成です。
地元企業や行政に対して行うプレゼンやセミナーの準備のため、原稿を考えてパワーポイントを作成しています。

今回の面談では、仕事の中で感じている違和感やストレスについて、杉山さんに言語化をサポートしてもらい、考え方のアドバイス等を頂きました。

学習進捗の遅れに対するストレス

Azureの学習を進めていますが、上長から指定された期限に対して、進捗が芳しく無く、悩みを抱えています。
これを掘り下げて分析すると、いくつかの要素が複合していることに気付きました。

まず、物覚えが悪くなった自分に対する失望がありました。
私はもう36歳ですので、学生時代のように知識を習得するのは現実的に不可能です。
以前に比べて時間が多く掛かってしまうのは、半ば仕方のないことです。
しかし頭では理解していても、無意識ではその事実を受け入れることができていなかったようです。
この悩みに対する処方箋は、ただ受容することです。
自分が変えられない現実はただ受け容れ、自分が変えられることに意識を向けるべきでしょう。
これは、時間の経過とともに自然に解決していくことだと思います。

次に、自分の評価が下がることへの恐れがありました。
上長が示した期限に遅れることで、期待に応えられず、失望を買うと感じていました。
この悩みに対して、杉山さんから経営者目線のアドバイスを頂きました。
もし自分が経営者の立場だとしたら、という目線で考えてみるというものです。
例えば、1000万円の維持費を支払っている会社組織において、目標としてちょうど1000万円の利益を設定するでしょうか。
あるいは、現時点で100の能力を発揮できる社員に、ちょうど100の能力を求めるでしょうか。
考えてみると、目標を甘くするはずが無いと気付きました。
会社を安定して運営する意味でも、社員の成長を促す意味でも、目標は本来の能力より高めに設定するのが当然です。
これを踏まえて自分の状況を考えると、目標を下回ったからといって、上長が私に失望する可能性は低いはずです。
このような、別の視点から考えるという発想は、自分だけだと気付きにくいため、面談を受けて本当に良かったと思いました。

最後に、もっと正確に、もっとこまめに報告しなければならないのに、自分はそれを果たしていないという、自分を無責任な人間と責める気持ちがありました。
頭では理解していても、無意識が嫌なことを避けようとしているのです。
これに対して杉山さんから頂いたアドバイスは、まずその気持ちを受容することと、その上でより大きな視点から比較するということです。
以下の2つのうち、どちらがより自分や周囲にとってプラスになるかを考えてみるということです。

1つ目は、学習が遅れていることを報告して、何らかのサポートを求めたり、スケジュールを引き直して欲しいとお願いすることです。
当然予定が狂うことになり、上長としては好ましくない事態です。
学習の進め方や見込みの算出について、細かく指示されるかもしれません。
学習の進め方も、今までより自由度が減ることでしょう。

2つ目は、学習の遅れを報告せず、十分な理解をしないままに形だけ目標を達成し、東京本社の案件に参加することです。
開発を進めようにも理解不足が足枷となって進捗が著しく遅れ、東京本社から指摘を受けた上長が状況を確認し、そもそも学習時点で躓いていたことがその時発覚します。

これは、どちらが好ましいか、比べてみれば考えるまでも無いことです。
目先の問題を先送りにした結果、後になってより大きな問題となって返ってくることは、自分の経験から考えても至極納得することでした。
このような高く広い視点を持ち、目先の痛みを乗り越える能力を養うことが、良い社会人になるための必須条件のような気がします。

最後に

今後はしばらく面談はありません。
週に1度記入する仕事の振り返りにアドバイスを頂いたり、チャットベースで相談して頂いたりするだけになります。
ポジウィルキャリアの目標はキャリア自律です。
誰かに頼らずとも、自分で自分のキャリアを築いていける状態が最終目標です。
これからは面談に頼るウェイトを減らし、ストレスや課題に対して自分で対処する能力を養っていきたいと思います。

今年の2月から始まったポジウィルキャリアの転職相談ですが、途中1ヶ月の休会を挟んで合計5ヶ月が経過し、私は無事希望通りの転職を果たすことができました。
あらためて振り返ってみると、今、嘘のようにすべてが望み通りの仕事をしています。
ずっと親身になって伴走していただいた杉山さんには、感謝をしてもしきれません。
これもすべてポジウィルキャリアのおかげ・・・とは、実は思っていません。
私の転職の成功は、ポジウィルの方々だけでなく、その他本当に多くの人の助けがあってこそでした。
この会社を紹介して頂き、私のために特別に企業説明会を取り付けてくれたり、公務員対策と重なる忙しい時期の最中に面接練習したりしてくれたジョブカフェの担当者の方。
職務経歴書と履歴書の添削をして頂き、面接練習も実施してくれた、地元のジョブカフェのもう一人の担当者の方。
面接対策セミナーで上手な声の使い方をご指導して頂いた、キャリアコンサルタントの方。
連日遅くまで働いて大変な中、古い資料に埋もれた企業情報を探して提供してくれた前職の同僚の先生。
あらためて思い出すと、ここまで多くの人に助けられて自分がここにいることに気付きます。
お世話になった方々へ、あらためて本当にありがとうございました。

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